ミュージカル「王様と私」開幕、ケリー・オハラ「渡辺謙さんの“王様”は特別」
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ミュージカル「王様と私」囲み取材より。左からケリー・オハラ、渡辺謙、演出のバートレット・シャー。
リンカーン・センターシアタープロダクション ミュージカル「王様と私」が、本日7月11日に東京・東急シアターオーブで開幕。これに先駆け、出演者の渡辺謙とケリー・オハラが本日囲み取材に応じた。
「王様と私」は、1951年に初演されたリチャード・ロジャース作曲、オスカー・ハマースタインII脚本・作詞によるミュージカル。今回の来日公演版は、2015年にアメリカ・ニューヨークのリンカーン・センターにて行われたリバイバル上演で王様役を務めた渡辺と、アンナ役を務めたケリー・オハラが同役を演じる。
ケリー・オハラは、「今まで多くの王様役の方と演じてきましたが、渡辺さんの演じる“王様”は特別で、今までにない“王様”。とてもパッションを感じます。自分の演技力もそれに合わせて、ステップアップしないと、と感じています」と渡辺に賛辞を送り、「日本で上演できることを名誉に思っています。お招きいただきありがとうございます」と感謝の言葉を述べる。
続く渡辺は「日本の上演は『ケリー・オハラを日本のお客様に見せたい』というのが一番の条件でした。それが実現した事が一番うれしいです」と心境を明かし、「劇場に来るときは胸を躍らせて、帰りは『Shall We Dance』を歌いながら帰れると思います」「ニューヨークやロンドンとは舞台の使い方も変わっているので、楽しんでいただける要素がたくさんあります。皆様のお越しをお待ちしております」と観客にメッセージを送った。
上演時間は休憩ありの約3時間。公演は8月4日まで。
リンカーン・センターシアタープロダクション ミュージカル「王様と私」
2019年7月11日(木)~8月4日(日)
東京都 東急シアターオーブ
脚本・作詞:オスカー・ハマースタインII
作曲:リチャード・ロジャース
演出:バートレット・シャー
出演:渡辺謙、ケリー・オハラ ほか