ビアンカとフローラ、究極の選択にケンコバ「どんな卑怯な手を使ってでも両方と」
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ケンドーコバヤシ
昨日7月16日、3DCGアニメーション映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」の完成報告記者会見とワールドプレミアが都内で行われ、ボイスキャストのケンドーコバヤシが登壇した。
来月8月2日(金)に全国公開される「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」は、ゲーム「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」を原案とする作品。「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親である堀井雄二が監修し、山崎貴が総監督・脚本、すぎやまこういちが音楽を担当する。ケンコバは、主人公・リュカと共に旅に出る小太りの男・サンチョに声を当てた。
記者会見でケンコバは「僕がアフレコをしたのが実は2、3年前。当時は『2、3年後に公開か。自分もいろいろ成長してるんやろうな』とか考えていたんですけど、そのときから自分の立ち位置が1ミリも変わっていないことに今朝気付いて脚が震えました」とコメント。司会から「ドラクエ作品に関われた心境は?」と聞かれると「子供の頃からドラクエの関係者気取りみたいなところはあったんです。みんなの意見を聞いて『次回作のために上に伝えておく』みたいなことを言っていたので、その頃と気持ちは一緒(笑)」と返していた。
「完成した映像を観て熱くなったシーンは?」という質問に、ケンコバは「ビアンカが1人で階段を下りるシーン。一瞬だけビアンカがアップになるんですけど、そのときの表情にゾクゾクきましたね!」と回答。また記者から「ゲーム内で主人公の結婚相手を選択できる場面が、プレイヤーにとっては悩みどころだと思います。皆さんはビアンカとフローラのどちらにしますか?」と聞かれると、ケンコバは「僕はビアンカ派やったんです。でもビアンカ役の有村架純さん、フローラ役の波瑠さんを今日見てしまったら、どんな卑怯な手を使ってでも両方とうまくいきたいと思いました。『ミヤネ屋』で何を言われようが、『グッディ!』でどれだけ叩かれようがなんとかしたいと、そこまで考えてしまいました……」と切羽詰まった様子で答えて会場の笑いを誘っていた。
その後、行われたワールドプレミアでは登壇者たちがドラクエの思い出話を語ることに。ケンコバは「オンライン版のドラクエを今もやってるので、最新の思い出は今朝の出来事になってしまう。報酬目当てにいろいろ働いてたことです」と話し、さらに「昔は結婚相手をどちらにするかで本気のケンカを始めてました。そんなことでケンカしている大人は見たことがないので、今思うと不思議ですよね」と振り返っていた。
なお昨日のイベントには山崎貴、堀井雄二、すぎやまこういち、監督の八木竜一と花房真、ボイスキャストの佐藤健、有村架純、波瑠、坂口健太郎、山田孝之、安田顕、井浦新、賀来千香子、吉田鋼太郎も登壇している。