絶滅収容所からの脱出計画とは?「ヒトラーと戦った22日間」予告編
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「ヒトラーと戦った22日間」
「デイ・ウォッチ」のコンスタンチン・ハベンスキーが監督、主演を務めた「ヒトラーと戦った22日間」の予告編が、YouTubeで公開された。
本作は、1943年10月14日にポーランド・ソビボル絶滅収容所で実際に起きた出来事をベースにしたもの。ハベンスキーのほかには「ハイランダー」シリーズのクリストファー・ランバート、「ゆれる人魚」のミハリーナ・オルシャンスカらが出演に名を連ねた。
予告編に収められたのは、ソ連の軍人サーシャことアレクサンドル・ペチェルスキーらソビボル絶滅収容所に入れられた人々が、生き残るために反乱を企てる場面。そして彼らがソビボルの“頭脳”であるナチス親衛隊12人を殺害し、同収容所を脱出しようとするさまが切り取られていく。
なお、ハベンスキーは「悲しいことに、ナチズムと大虐殺の話題は常に今日的な意味を持つと思います。異なる言語、信念、肌の色のために人々が互いを憎み殺し合う。ナチズムは最低レベルの悪です。そして起こったのが純然たる悪への反乱で、それを担った1人がアレクサンドル・ペチェルスキーなのです」とコメントしている。
「ヒトラーと戦った22日間」は、9月8日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにてロードショー。
(c)Cinema Production