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“超実写版”『ライオン・キング』ジョン・ファヴロー監督が来日 「新しい世代に向けてアップデート」とアピール

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『ライオン・キング』ジャパンプレミアの様子

ウォルト・ディズニー・スタジオが最新VR技術を駆使し、実写もアニメーションも超える“超実写版”に挑んだ『ライオン・キング』のジャパンプレミアが7月22日、都内で行われ、ジョン・ファヴロー監督、プレミアム吹き替え版で声優を担当する賀来賢人(シンバ役)、江口洋介(スカー役)、門山葉子(ナラ役)が出席した。

『アイアンマン』『ジャングル・ブック』の監督をはじめ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』では製作総指揮、現在公開中の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』には俳優として出演するなど、現在のハリウッドを代表するヒットメーカーであるファヴロー監督。今回、約3年ぶりの来日を果たし「皆さんの温かい歓迎に感謝しています」と満面の笑みを浮かべた。

『ライオン・キング』を21世紀に復活させた思いについては「世界がより“せまく”なっている時代、わたしたちが生命として、いかにつながり合えるのかというテーマは非常に現代的で普遍的。経験を重ねることで、“サークル・オブ・ライフ”というテーマから受け取るメッセージも変わってくる」と強調し、「伝説的な物語を、最先端のテクノロジーで新しい世代に向けて、アップデートする責任を感じた」と話していた。

「もう映画が始まってから、とんでもない映像とスケールに圧倒される。見たことがないエンターテインメントになっている」(賀来)、「美しい世界が目の前いっぱいに広がっていて、圧巻、壮大という言葉がぴったり」(門山)と声優陣も本作のビジュアル世界に圧倒された様子。江口は「動物たちの社会に、人間の家族愛や友情、いざこざといったものが投影されているからこそ、メッセージが伝わるのがこの作品の強さ」とアピールした。一方、ファヴロー監督は「皆さんがキャラクターの精神を見事に表現している」と声優たちを絶賛した。

雄大なサバンナを舞台に、ライオンの王子シンバの成長と冒険を描いた同名アニメーションを新たに映画化。動物たちの王であるムファサの息子として生まれたシンバは、自分も父と同じように偉大な王になることを夢見ながら成長するが、王位を狙う叔父・スカーの恐ろしい策略で王国を追放されてしまう……。ジャパンプレミアには、日本版オフィシャルソング『サークル・オブ・ライフ』を歌う、19歳の新人アーティスト・RIRIが駆けつけた。

取材・文・写真:内田 涼

『ライオン・キング』
8月9日(金)より公開

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