ザ・マミィが優勝!ツギクル芸人GP「人間の温かみを感じた大会でした」
ステージ
ニュース

優勝したザ・マミィ。左が林田、右が酒井。(c)フジテレビ
7月24日深夜に放送された「ツギクル芸人グランプリ2019」(フジテレビ)でザ・マミィが優勝した。
「ツギクル芸人グランプリ」は「お笑いハーベスト大賞」を前身に、日本音楽事業者協会とフジテレビが手を組み次に来る=ツギクル芸人を発掘するお笑いコンテスト。3カ月にわたる予選を勝ち抜いた16組がネタを披露し、渡辺正行、パンクブーブー佐藤、放送作家の元祖爆笑王、そして民放各局の番組制作者たちが審査を担当した。
決勝ブロックでかが屋、さんだる、納言と相まみえたザ・マミィは、ある青年が松ノ門という霊能者を介して死んだ父とやり取りするコントで独走した。大会後、「めちゃくちゃ楽しかったです! 緊張もしましたが、今の世代特有かもしれませんが『皆で盛り上げよう!』とのびのびできたかなと思います。(戦った芸人たちは)普段ライブで一緒になる方ばかりで、負けた方も決勝で背中を叩いてくれて……」(林田)、「人間の温かみを感じた大会でした。もちろん負けたくない思いでバチバチなのですが、ほっこりする場面もあり、皆に支えられていただいた優勝だと思います」(酒井)とコメント。林田は「かが屋のウケ方がすごかったので意識せざるをえなかったです。120%出さないと!と思ってやっていました」と振り返り、酒井もかが屋をライバル視していたと明かしつつ、「僕は150%出してしまい、体が壊れてしまいました(笑)。本気出しすぎて……。でもコント中に、こんなに新鮮に楽しくできたのは久しぶりです」と語った。
優勝した彼らには目録50万円が贈呈される。酒井が「母親に花を、父親にお酒を。自分には原付でも買おうかと」と使い道を想像すると、林田は「もうなくなるじゃん!(笑)」とツッコミを入れ「僕は、父がまだ(芸人としてやっていくことに)反対していて、間に入っている母に苦労させているので、母親にちょこっと何かできたらな」と話した。
渡辺正行 コメント
──ザ・マミィのネタはいかがでしたか?
キャラクターが飛び抜けて変でよかったですね。フリートークでも返しができるし、バラエティでも使える、という評価があるのでは。まさに“ツギクル芸人”が見つかったという感じ。愛されるキャラクターだと思います。
──決勝では「さんだる」を推していました。
いい台本だったよね! ああいう構成はなかなか書けないよね。でも、各組とも本当によかったよ。納言もよかったしね。くじで決めた決勝の順番もすごくよかったと思うよ。運も大事だな、と実感しました。
ツギクル芸人グランプリ2019
フジテレビ 2019年7月24日(水)24:35~27:05
<出演者>
MC:小島瑠璃子 / 佐野瑞樹(フジテレビアナウンサー)
決勝進出者
Aブロック:岡野陽一 / サツキ / かが屋 / 納言 / Gパンパンダ
Bブロック:畑英之 / 宮下草薙 / さんだる / や団 / アイロンヘッド
Cブロック:ザ・パーフェクト / 吉住 / 馬鹿よ貴方は / ザ・マミィ / 寺田寛明 / ファイヤーサンダー
審査員:渡辺正行 / 元祖爆笑王 / パンクブーブー佐藤
民放各局の審査員:安島隆(日本テレビ) / 芦田太郎(テレビ朝日) / 神尾祐輔(TBS) / 佐久間宣行(テレビ東京) / 木月洋介(フジテレビ)