宮本亜門演出「氷艶2019」開幕、高橋大輔「新しい挑戦にやりがい」
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サマージャンボ Presents「氷艶 hyoen2019ー月光かりの如くー」より。
「氷艶 hyoen2019ー月光かりの如くー」が、本日7月26日に神奈川・横浜アリーナで開幕。これに先駆けて、同日取材会が行われた。
取材会には、演出の宮本亜門と出演者の高橋大輔が登壇。宮本は「新しいメイドインジャパンのエンタテインメントが出来上がりました!」と自信をのぞかせ、「平安の源氏物語を令和版に大胆に改変し、高橋大輔さんはじめスケーターの皆さんも、歌あり、セリフありの異種格闘技エンタテインメントになりました。稽古前にガンを患い、術後初めて手がけたこの『氷艶』。人生のターニングポイントとなる作品となり、感無量です!」と感慨深げに挨拶した。
続く高橋は「さまざまな分野のプロフェッショナルが集まり、多ジャンルを融合させることは亜門さんをはじめ、出演者、技術、運営、このプロジェクトに関わったすべての方にとって大変な作業だったと思います。そのみんなのがんばりで初公演を迎えられ、氷に乗ったときはとても感慨深い気持ちになりました」と真摯に語る。
さらに高橋は「今回はセリフあり、歌ありと不慣れな部分がありましたが、新しい挑戦にやりがいを感じました。時に不安もありましたが、支え合う仲間に囲まれ充実した日々を送らせていただきました。今後も競技生活を続ける傍ら、フィギュアスケートの魅力をさまざまな形で届けられたらなと思います。残りの公演も精一杯魅力を伝え、この勢いを持ってシーズンを迎えられたらなと思います」と意気込んだ。
2017年にスタートした「氷艶」は、フィギュアスケートを通して日本文化を紹介するアイスショー。第2弾となる今回は「源氏物語」を題材に、高橋が主人公の光源氏を、ステファン・ランビエルが朱雀君を、荒川静香が弘徽殿女御を演じるほか、柚希礼音、平原綾香、福士誠治、波岡一喜、西岡徳馬らが出演する。公演は7月28日まで。
サマージャンボ Presents「氷艶 hyoen2019ー月光かりの如くー」
2019年7月26日(金)~28日(日)
神奈川県 横浜アリーナ
脚本:都部寸
演出:宮本亜門
振付監修・所作指導:尾上菊之丞
出演:高橋大輔、ステファン・ランビエル、荒川静香 / 柚希礼音、平原綾香、福士誠治、波岡一喜 / ユリア・リプニツカヤ、鈴木明子、織田信成、村上佳菜子 / 西岡徳馬 ほか
※高橋大輔の「高」ははしご高、西岡徳馬の「徳」は旧字が正式表記。
(c)氷艶hyoen2019