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轟悠主演、宝塚歌劇月組『チェ・ゲバラ』が開幕

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宝塚歌劇月組公演 ミュージカル『チェ・ゲバラ』 轟悠 (C)宝塚歌劇団 撮影:下村一喜

宝塚歌劇月組公演、ミュージカル『チェ・ゲバラ』が、7月30日(火)、日本青年館ホールで開幕する。

主人公のエルネスト・ゲバラ、通称チェ・ゲバラは、フィデル・カストロとともに、キューバ革命を成功に導いた英雄として、今もなお、ラテンアメリカやアフリカでは根強い人気を誇る、カリスマ的な革命家だ。

しかし、作・演出の原田諒は、英雄としての姿だけでなく、カストロとの友情や妻アレイダとの愛、仲間との交流を描くことで、ゲバラの人間的な面に焦点を当てるという。

その人間ゲバラを演じるのは、専科の轟悠。このところ年に2回のペースで主演公演を行なっているが、演出家の原田とは、『南太平洋』『For the people-リンカーン 自由を求めた男-』『ドクトル・ジバゴ』の3作で組んでいて、そのうち『For the people』が読売演劇賞優秀作品賞を受賞するなど、いずれも高い評価を得ている。

轟と月組メンバーとの共演は、一昨年の博多座公演、『長崎しぐれ坂』『カルーセル輪舞曲』以来だが、今回は、出演予定だった月城かなとの休演で、2番手格のフィデル・カストロ役に、入団6年目の風間柚乃が大抜擢され、またヒロインの妻アレイダ役には、5年目の天紫珠李が入るなど、より若手に活躍の場が与えられる公演となった。

日本青年館の後、8月11日(日・祝)からは大阪の梅田芸術劇場シアター・ドラマシティでも公演が予定されている。

文:原田順子