w-inds.が語る、攻めのダンスチューン「Get Down」誕生背景「いまの自分たちが映える曲を」
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2018年7月にリリースされたアルバム『100』によって、“橘慶太のセルフプロデュース以降”の集大成を体現してみせたw-inds.から、ニューシングル『Get Down』が届けられた。強靭なトラックとアッパーなメロディ、刺激的なラップが絡み合う表題曲は、w-inds.史上、もっとも攻めたダンスチューンに仕上がっている。
昨年の夏以降は個々の活動に入っていた3人。新たなスタートなる『Get Down』の制作プロセス、そして、7月26日からスタートする全国ツアー『w-inds. LIVE TOUR 2019 “Future/Past”』について、橘慶太、千葉涼平、緒方龍一に聞いた。(森朋之)【インタビュー最後にプレゼント情報あり】
ここまで攻めた楽曲はいままでなかった(涼平)
ーーニューシングル『Get Down』はアルバム『100』以降のw-inds.の新たな可能性を示した作品だと思います。まずはアルバムのリリース後の活動について教えてもらえますか?
橘慶太(以下、慶太):去年の夏はとてつもなく忙しかったんですよ。アルバムの曲は全部自分で作ったし、w-inds.フェス(『w-inds. Fes ADSR 2018 -Attitude Dance Sing Rhythm-』)をやって、自分たちのツアーをやって。過去最高にきつかったから、「ツアーが終わったらちょっと休まないと無理です」と言ったんです。ちょうど涼平くんの舞台(『ピカイチ!』)があって、龍一くんもALL CITY STEPPERS(龍一がギタリストとして参加)が動くことが決まっていたから、僕は充電期間にさせてもらって。ずっとアウトプットばかりだったし、これまでもインプットを大切しながら活動してきたので、僕としてはすごくいい時間だったと思います。
緒方龍一(以下、龍一):で、年末くらいから制作が始まって。
慶太:何曲かデモを作ったんだけど、メンバー、スタッフの全員が「いいね」って一致する曲がなかなかできなかったんですよ。当初は3月くらいにリリースする予定だったんだけど、だいぶ時間が経って、7月のリリースになりました。
ーーw-inds.に関わる全員の意見が一致するのが条件?
慶太:そうですね。最初に涼平くんと龍一くんに聞いてもらって、3人のなかで「これがいい」と決まったら、スタッフに送って。まず3人が「いい」と思える曲じゃないと出せないですから。
龍一:慶太の作るデモのクオリティはヤバくて、年末くらいに聞かせてもらった曲のなかにも、3曲くらい「これをレコーディングしたい」というトラックがあったんですよ。でも、その曲がなぜか違うアーティストが歌うことになったり。
千葉涼平(以下、涼平):あったね(笑)。
龍一:『100』の流れにある曲もあれば、新しい感じの曲もあって。全部良かったんですけどね。
慶太:(笑)。3人のなかで「いいな」と思える曲はあったんだけど、スタッフのウケがあまり良くないこともあって。「ジェネレーションギャップかな」なんて言いながら……。
龍一:ジェネレーションギャップで片付けるのはどうかな(笑)。
慶太:価値観はそれぞれだし、僕らだけが好きでも、「じゃあ、個人的にやってればいい」ということになるので。そういうわけにはいかないし、まわりの人たちの意見を聞きながら、「こういう感じかな」って試行錯誤して。
龍一:慶太以外のトラックメイカーの曲も集めてもらったんですよ。10曲くらいあった?
慶太:うん。
龍一:そういうことを繰り返しているうちに、3月にw-inds.初のトークライブをやって。3人で集まる機会が多かったのも良かったですね。慶太も機材を持ち歩いてたし。
慶太:ずっと作ってました(笑)。いろいろ悩んで、長い時間をかけたからこそ生まれた曲だと思いますね、「Get Down」は。w-inds.としても意表を突くシングル曲になったし、スッと作っていたら、いままでの流れのなかにある曲になったと思うので。いい時間のかけ方が出来たなって、いまはポジティブに捉えてます。
ーーめちゃくちゃ攻めたダンスチューンですよね。
慶太:踊る曲というイメージはありましたね。w-inds.の踊りをしっかり見せられる曲にしたかったので。
涼平:ここまで攻めた楽曲はいままでなかったですね。なかなかシングルが出せないなか、待ってくれていたファンも納得してくれる楽曲だと思うし、w-inds.の新しいところも感じてもらえるんじゃないかなと。
龍一:浮遊感のあるトラックが慶太らしさだと思うんですけど、今回はそれを封印していて。地面をたたき割るようなサウンドというか。
慶太:(笑)。そうだね。
龍一:アルバム『INVISIBLE』(2017年)のツアーときに慶太が過去の曲をリミックスしたんですけど、そのときに近い衝撃がありましたね。それまでのw-inds.のイメージを壊すことに躊躇がなくて、臆せずに再構築しているというか。「Get Down」は曲の展開もおもしろいんですよ。1番と2番で少しずつアレンジが違っていて、そこで雰囲気が変わって。飽き性なのか、凝り性なのか。
ーー展開の多彩さが、この曲のJ-POP感につながっているのかも。「Get Down」のトラックには、慶太くんの今のモードが出ているんですか?
慶太:というより、いちばんはいまのw-inds.が映える曲ということですけどね。龍一くんが言ってましたけど、浮遊感のあるトラックは得意だし、やろうと思えば3時間くらいで1曲出来ちゃうんですよ。ただ、そういう曲はコード進行もある程度決まってくるし、今回は違うことをやりたいなと。
「踊りをカッコよく見せたい」というテーマがあった(慶太)
ーーなるほど。MVもバキバキに踊ってますが、振付はどなたですか?
慶太:RADIO FISHのShow-heyです。10年くらい前から、よくお願いしていて。
涼平:僕ら、渋谷のクラブのショータイムのように踊ってますよね。
慶太:マジでショータイムですよ(笑)。ダンスボーカルグループが歌って踊るための振付じゃないよね。
涼平:そうだね。相当難しい。
慶太:まずは「踊りをカッコよく見せたい」というのがあったので。
ーー実際、この振付で歌って踊るのは難易度が高そうですね。
龍一:S字カーブを高速で走ってるような感じですね。動きが激しくて、「え、そっち行くの?」っていう。でも踊ってて気持ちいいんですよ。
慶太:わかる。……ちょっと話が変わっちゃいますけど、三浦大知くんは自分で振付もやるじゃないですか。以前、『UNITED』っていうライジングプロダクションのダンスイベントで大知くんの「Delete My Memories」を一緒に歌ったんですけど、呼吸のタイミングとダンスの振付がシンクロしていて、めちゃくちゃ歌いやすいんですよ。
涼平:へー!
慶太:すごく難しいんだろうなと思ったら、「あれ、意外と呼吸がしやすい!」って感動して。「何だろう? このスッと歌が出てくる感じは」っていう。
涼平:ダンサーからは出てこない振付なのかもね。
龍一:今回はダンサーさんの振付だけどね。
慶太:あれには感動したけど、僕は今回みたいなストイックなスタイルには慣れてるので大丈夫です(笑)。
龍一:ライブでやるのも楽しみですね。まず、「Get Down」を爆音で聞きたい。
涼平:わかる。ヤバいよね、デカい音で聴いたら。
ーーみなさんのなかにも「w-inds.のダンスをしっかり見せたい」という気持ちは常にあるんですか?
涼平:ファンの人は好きですよね、踊り。
慶太:そりゃそうだよ。
涼平:w-inds.はいろんな形のステージを提案していて、ツアーによってかなりスタイルも違うんだけど、「ダンスが見たい」という声は感じてますね。
龍一:トークライブはダメですか? しゃべりもがんばったんだけど。
慶太:しゃべりだけじゃダメなんだよ(笑)。ダンスありきじゃないと。僕ら自身にもダンスミュージックとダンスがあればいいものが見せられるという自信はあります。
龍一:ライブの演出も細かいところまでこだわってますからね。
涼平:でも、ダンスが中心になるのはどうなんだろう? とも思いますけどね。いろんな要素の一つとしてダンスがあると、さらに良く見えるんじゃないかなって。他の人のライブを観ていても、ずっとダンスだとどこが見せ場なのかがわかりづらくなることがある気がして。
龍一:慶太も涼平も俯瞰で見てるんですよね、w-inds.を。
慶太:まあ、これだけやっているとわかってきますよね。「ここでこういう動きをして、こんな照明が当たれば盛り上がる」とか。
龍一:そこまで見えてるんですよね。白い壁のリハーサルスタジオでそれを言われても、いまいちイメージできないんですよ、俺は(笑)。
3人の性格や関係性も含めて歌詞のストーリーを楽しんでもらえたら(龍一)
ーー2曲目の「Take It Slow」は浮遊感のあるトラックですね。
慶太:そうですね、テンポもそれほど速くないし。この曲は個人的にも気に入ってるんですよ。808(ローランドのリズムマシン・TR-808)のベースの音をグライド(ピッチを滑らかに変化させて音を移行させる機能)させて曲を作りたいと思ってたんです、去年くらいから。
涼平:このトラックは衝撃でしたね。「ぜひやりたい」と思ったし、声を入れたら変化して、さらにカッコ良くなって。
慶太:涼平くんはいつも褒めてくれるんですよ。「この曲、いいよ!」ってワザとらしい感じではなくて、(小声で)「マジでいいな……」って。
龍一:噛み締めてるんだ(笑)。落ちていくようなループもあるし、サビはちょっと爽やかで。不思議なトラックですね。この曲って、ちょっとブラックミュージックやジャマイカのノリもあるんですよ。個人的にレゲエのレコードを聴くのが好きなんですけど、そのときのフィーリングに近いというか。ずっと前に慶太の家に行ったとき、慶太のお母さんに70年代のファンクとかの昔のレコードを聴かせてもらったことがあるんですけど、そういう音楽も慶太のルーツになってると思うし、それが「Take It Slow」には出てるんじゃないかな。
ーー3曲目「Femme Fatale」の歌詞は、メンバー3人の共作。これは初めての試みですよね?
龍一:そうですね。他の作家さんを交えて書いたことはあったんですけど、3人だけで歌詞を書いたのは初めてです。
慶太:共通のテーマを決めて、別々に歌詞を書いて。時間もなかったから、レコーディングの2日前に「3人で歌詞を書こう」ということになって、当日に歌詞を持ち寄ったんですよ。ラップのリリックとフロウをふたりに任せたんですけど、合わせたらいい感じになって。
ーーテーマは“運命の女”?
慶太:“ひとりの女性を3人が同時に好きになる”ですね。そのときの気持ちをそれぞれ歌詞にしました。
龍一:恋愛の歌ってことは決まってるんですけど、どういう表現がいいだろう? とか、どうしたらおもしろくなるんだろう? とすごく考えました。ちょっとウェッティ(湿り気のある)なトラックで、都会的な感じもあるので、その雰囲気も活かしたくて。
慶太:涼平くんは2パターン書いてきたんですよ。
涼平:かなり悩みましたけどね。方向性が違ったらまずいなと思って、2つ用意して。
慶太:マジメですよね(笑)。
龍一:でも、おもしろかったですよ。3人のキャラクターや性格、関係性も含めて、歌詞のストーリーを楽しんでもらえたらなと。トラックもいいんですよ。ちょっとトラップ的なところもあるし、チルな感じもあって、アーバンで。
ーージャンルでいうとチルトラップでしょうか。
龍一:エレピも入ってるし、R&B的なテイストも入ってますね。しかもサビはちょっと激しくて。
慶太:Carlos Okabeさん(嵐、KAT-TUN、東方神起などの楽曲を手がけるプロデューサー)と初めて一緒に作ったんですけど、サンプリングを使うのが上手い方で。w-inds.らしさも欲しかったし、アーバンな感じも出したかったから、いろんな要素が混ざってるんですよね。フューチャーベースっぽいシンセも入ってるし、Bメロはビリー・アイリッシュみたいにサブベースを強調したアレンジになっていて。サビはサンプリングを使って90年代っぽい雰囲気で。作ってるときに「これ、音楽として成立するかな?」と思ったんですけど(笑)、okabeさんが「新しいし、このままでいいんじゃないですか」と言ってくれて。
ーー歌詞、トラックを含めて、新しいトライアルが多い曲なんですね。
慶太:そうですね。遊びを入れながら制作できたというか。間奏で女性の声が入ってるんですけど、それも急に入れることになったんです。「ここで魔性の女みたいな声が出てきたらよくない?」って。
龍一:“Femme Fataleさん”ですね(笑)。
涼平:(笑)。
Maroon 5とColdplayの柔軟さは、スーパーリスペクト(慶太)
ーー7月26日からスタートする全国ツアー『w-inds. LIVE TOUR 2019 “Future/Past”』についても聞かせてください。
龍一:いまリハをやってるんですけど(取材時点)、『Future/Past』というタイトルなので、w-inds.の過去の曲、未来を見据えた曲を織り交ぜたツアーにできたらなと。
慶太:昔の曲もけっこうやるんですよ。1回もライブでやったことがない曲もあって。
涼平:「もうやらないんだろうな」と思ってた曲もあります(笑)。
龍一:ずっとw-inds.を応援してくれてる方、昔の曲を深く知ってくれてる方は、イントロを聴いた瞬間に発狂するかも(笑)。それをいまの自分たちがパフォーマンスするのがいいんじゃないかなって。
ーー過去の曲はリアレンジするんですか?
慶太:バンドがいるので、少しフレーズを変えたり、キメを増やすことはありますけど、極端なリアレンジはしないです。原曲の印象は変えたくないので。いま龍一くんも言ってましたけど、ずっと応援してくれてる人が意表を突かれる曲もあるだろうし、そういうのって楽しいじゃないですか。いい意味で期待を裏切るライブになるになると思いますし、自分自身も今回のセットリストはかなり好きなんですよ。
涼平:うん、おもしろいよね。みなさんにも楽しんでもらえると思います。
ーー過去と未来を行き来するようなステージになりそうですね。そういえばMaroon 5のツアー『Red Pill Blues Tour』のオープニング映像は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の映像だったんですよ。
慶太:あ、そうなんだ! 行けなかったんですよ、Maroon 5。
龍一:見たかった……。柔軟なバンドだよね。
慶太:ホントにそう。Maroon 5とColdplayの柔軟さは、スーパーリスペクトしていて。
龍一:全部打ち込みの曲もフツーにあるしね。
慶太:バンドだとどうしても「生のドラムを叩きたい」とか「シンセベースだと俺が弾くところがない」という話になりそうじゃないですか。でもそんなことはぜんぜんなさそうだし、音源が打ち込みでも、ライブではリアレンジされていたり。いいですよね、そういうのって。
龍一:しかも仲が良さそうで、楽しそうだし。見ててキュンとしちゃいます(笑)。きっとバンドが好きなんだろうね。Maroon 5のメンバーはMaroon 5が好きなんだと思う。
ーーw-inds.も同じじゃないですか。3人ともw-indsが好きで、そのために何ができるかを考えていて。
龍一:そういうことにしておきましょう(笑)。
慶太:上手くまとまったかな(笑)。
ーー(笑)。もうすぐ20周年ですから。
龍一:そうなんですよね。来年が20年目で、2021年の3月で20歳になって。
涼平:20年ってすごいな。
慶太:成人だからね。せっかくだから何か解禁したいね。アルコールかな? パリピみたいな曲作ろうか。
龍一:いいね。クルーザーに乗ってMV撮ろう(笑)。
(取材・文=森朋之/写真=はぎひさこ)
■リリース情報
『Get Down』
7月31日(水)発売
・初回盤(CD+DVD)¥1,389+tax
<収録曲>
01. Get Down
02. Take It Slow
03. Get Down (Instrumental)
04. Take It Slow (Instrumental)
<DVD収録内容>
01. Get Down Music Video
02. Making of Get Down Music Video
<封入特典>
初回盤・通常盤連動購入プレゼント応募券封入予定
・通常盤(CD only)¥1,111+tax
<収録曲>
01. Get Down
02. Take It Slow
03. Femme Fatale
04. Get Down (Instrumental)
05. Take It Slow (Instrumental)
06. Femme Fatale (Instrumental)
<初回生産限定封入特典>
初回盤・通常盤連動購入プレゼント応募券封入予定
◆全国CDショップ予約購入先着特典◆
初回盤と通常盤を2形態同時に予約・購入すると先着・各店数量限定で「w-inds.オリジナルポストカードセット(ソロ3枚組)」をプレゼント予定。対象店舗はTOWER RECORDS、HMV、TSUTAYA RECORDS、他全国CDショップ。
◆Amazon購入者対象特典◆
「Get Down」デカジャケット
※初回盤・通常盤それぞれの絵柄のデカジャケットをプレゼント。ジャケット写真の絵柄をそのまま24cm×24㎝大の厚紙に印刷したもの。
■ライブ情報
『w-inds. LIVE TOUR 2019 “Future/Past”』
7月26日(金)開場17:30/開演18:30
【東京】オリンパスホール八王子
7月27日(土)開場16:00/開演17:00
【東京】オリンパスホール八王子
8月10日(土)開場17:00/開演18:00
【兵庫】神戸国際会館 こくさいホール
8月11日(日)開場16:00/開演17:00
【大阪】大阪オリックス劇場
8月17日(土)開場16:00/開演17:00
【広島】上野学園ホール
8月18日(日)開場16:00/開演17:00
【福岡】福岡国際会議場メインホール
8月31日(土)開場16:00/開演17:00
【宮城】トークネットホール仙台(仙台市民会館)
9月3日(火)開場17:30/開演18:30
【神奈川】神奈川県民ホール 大ホール
9月14日(土)開場17:00/開演18:00
【埼玉】大宮ソニックシティ 大ホール
9月22日(日)開場16:00/開演17:00
【愛知】日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
10月4日(金)開場17:30/開演18:30
【東京】東京国際フォーラム ホールA
全席指定 ¥7,500(税込)発売中
※3歳未満入場不可、3歳以上チケット必要。
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サイン入りチェキプレゼント
w-inds.のサイン入りチェキを1名様にプレゼント。応募要項は以下のとおり。
応募方法
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※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
<応募締切>
2019年8月11日(日)まで