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「存在のない子供たち」で主人公を演じた少年は今…特別映像が公開

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「存在のない子供たち」メイキング写真。左からナディーン・ラバキー、ゼイン・アル=ラフィーア。

「存在のない子供たち」の特別映像がYouTubeで公開された。

本作は、学校へ通うこともなく兄妹とともに路上で働かされていた少年ゼインが、「僕を産んだ罪」で両親を訴える物語。シリア難民だったゼイン・アル=ラフィーアがゼインを演じ、「キャラメル」のナディーン・ラバキーが監督を務めた。

登場人物と似た境遇の、演技未経験の人々がキャスティングされた本作。映像には、本作の撮影終了後にノルウェーに移住したアル=ラフィーアの新生活が切り取られている。

以前は読み書きができなかったが、現在は学校に通い成績も優秀だというアル=ラフィーア。ゼインの妹サハルを演じたシドラ・イザームはレバノン・ベイルートの学校に入り、クラスで1番の優等生となった。映画館に1度も行ったことがなかった彼女の今の夢は、映画監督になることだという。なおラバキーは、アル=ラフィーアを中心に据えたドキュメンタリーを制作中だ。

「存在のない子供たち」は東京・シネスイッチ銀座ほか全国で公開中。

(c)2018MoozFilms