キャラの表情はどう描く?「二ノ国」監督・百瀬義行が明かす作画のこだわり
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「二ノ国」
全国ロードショー中の劇場アニメ「二ノ国」で監督を務めた百瀬義行のコメントが到着した。
本作は、もう1人の自分が存在する世界“二ノ国”に迷い込んでしまった高校生ユウとハルの姿を描く青春ファンタジー。声のキャストには山崎賢人、新田真剣佑、永野芽郁、宮野真守、坂本真綾、梶裕貴、津田健次郎らが名を連ねる。
キャラクターの表情を描く際は、その人物の内面を考えているという百瀬。「その瞬間に描いているユウやハル、そしてコトナの表情は単に劇中の一場面かもしれませんが、3人はこれからどこへ向かおうとしているのか? 3人の関係はどのように変化してゆくのか?という想像をしながら描く。そういうつもりで絵を描いた方が、いきいきとした表情になるのです」と制作上のこだわりを明かす。製作総指揮と原案・脚本を担当した日野晃博は「寡黙に素敵な絵を描かれる、絵で世界観を示す職人のような方で、そこが素晴らしいのです」と百瀬に賛辞を贈った。
※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
(c)2019 映画「二ノ国」製作委員会