ドラマの結末巡りイスラエルとパレスチナが対立!?中東情勢を描くコメディ予告公開
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「テルアビブ・オン・ファイア」日本版ポスタービジュアル
イスラエル・パレスチナ問題の現実をユーモラスに描く「テルアビブ・オン・ファイア」の予告編と日本版ポスタービジュアルが公開された。
第75回ヴェネツィア国際映画祭のInterFilm部門で作品賞、オリゾンティ部門で男優賞を獲得した本作。第31回東京国際映画祭のコンペティション部門にも出品された。サメフ・ゾアビが監督を務め、キャストにはカイス・ナシェフ、ルブナ・アザバルらが名を連ねる。
主人公はドラマの制作現場で働くパレスチナ人のサラーム。ある日彼はイスラエルの軍司令官アッシに検問所で呼び止められ、人気メロドラマ「テルアビブ・オン・ファイア」の脚本家だと嘘をついてしまう。予告編の前半には、アッシからもらったアイデアのおかげでサラームが脚本家に出世していく様子を収録。後半ではドラマが終盤になるにつれて、リアリティを求める制作陣とパレスチナのスポンサー、イスラエルをよく見せたいアッシの思惑の間で板挟みになるサラームの苦悩が垣間見える。予告編はYouTubeで公開中だ。
「テルアビブ・オン・ファイア」は11月22日より東京・新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次ロードショー。
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