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ホウ・シャオシェン監修「台湾、街かどの人形劇」予告、虚淵玄からのコメントも

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「台湾、街かどの人形劇」メインビジュアル

ホウ・シャオシェンが監修したドキュメンタリー「台湾、街かどの人形劇」の予告編とメインビジュアルが到着した。

台湾の人間国宝である布袋戯(ほていぎ)の人形師チェン・シーホァンに10年間密着した本作。彼が伝統芸能を継承するために奔走し、父であり師匠でもある今は亡き布袋戯の大家、リー・ティエンルーとの関係に葛藤するさまが記録されている。「あの頃、この時」などのドキュメンタリーで知られるヤン・リージョウが監督を務めた。

YouTubeで公開された予告には、弟子たちに布袋戯を教えるチェン・シーホァンが「俺は若くないよ、もう老いた」と語る姿や、父から受け継いだ赤い小箱を運ぶ様子などを収録。チェン・シーホァンは日本の観客へ向けて「台湾だけでなく、日本にもたくさんの布袋戯ファンがいる。日本の皆さんにも観てもらえてうれしい」とメッセージを送っている。

また、日本・台湾共同製作の人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」の原案・脚本・総監修を担当した虚淵玄(ニトロプラス)からのコメントも。虚淵は「ここにあるのは布袋劇という芸能の原風景です。東離劍遊記のファンになってくださった方であれば、その背景となった伝統の厚みを、このドキュメンタリーから感じ取っていただけると思います」と述べた。

「台湾、街かどの人形劇」は11月30日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。

チェン・シーホァン コメント

伝統文化が薄れている中でこうした伝統を記録するのはいいことだと思う。
日本での上映もとてもいいことだと思う。
台湾だけでなく、日本にもたくさんの布袋戯ファンがいる。日本の皆さんにも観てもらえてうれしい。
特に日本の若い人たちに見て、台湾の伝統を知ってほしい。
若い人たちは伝統を正確には知らないから。

虚淵玄 コメント

ここにあるのは布袋劇という芸能の原風景です。東離劍遊記のファンになってくださった方であれば、その背景となった伝統の厚みを、このドキュメンタリーから感じ取っていただけると思います。

(c)Backstage Studio Co., Ltd.

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