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TEAM NACS、ついに『なつぞら』全員出演達成! 大泉洋が語った“北海道の開拓者精神”

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リアルサウンド

 ついに『大草原の少女ソラ』が完結し、なつ(広瀬すず)たちはささやかな打ち上げを開催した。『なつぞら』(NHK総合)第153話でマコプロで行われたパーティーでは、ミルコスの社長である松武博役として大泉洋が登場。北海道発の演劇ユニットであるTEAM NACSはこれまでも本作に音尾琢真、安田顕、戸次重幸、森崎博之が出演しており、大泉の出演でついに全員が出揃うことになる。

【写真】ダンスを披露した桃代役の伊原六花

 自らも北海道出身だという松武は、『大草原の少女ソラ』の完成を祝して一久(中川大志)やなつに労いの言葉をかけた。そして“北海道の開拓者精神”について説くのであった。これまでも開拓者精神に触れ続けてきた一久は松武の言葉を受けて、真の開拓者について持論を述べる。なつと生活を共にして、いよいよ一久にも開拓者精神が根付いてきた。なつは「全ての開拓者に乾杯!」と作品の核になった開拓精神にかけて乾杯の音頭をとった。

 打ち上げのシーンでは桃代(伊原六花)と神地(染谷将太)がダンスを披露。桃代を演じる伊原は芸能界に入る前に、バブリーダンスで一世を風靡した登美丘高校ダンス部でキャプテンを務めていた。そんな伊原のダンスシーンはキレのある動きで視聴者を魅了する。伊原にとってもここ一番の見せ場になった。

 なつが千遥(清原果耶)の勤める「杉の子」を訪れると、そこには咲太郎(岡田将生)と亜矢美(山口智子)がいた。北海道での再会以来、なつと亜矢美は抱き合って喜ぶ。亜矢美はまた、おでん屋を始めるつもりだそうだ。そこで千遥に料理の味の秘訣を尋ねる。すると千遥は、料理ではだし汁が重要であり、特に「杉の子」では”二番だし”までとるようにしていると話す。それには亜矢美も、「人生の二番だし、自分の人生一生懸命生きてく中でコクと風味の二番だしがある訳でしょ。でも一番出汁の家族のことは決して忘れない、だってそこからきてるんだから」と話し、咲太郎となつと亜矢美の関係はまさに二番だしだと比喩するのであった。

 『大草原の少女ソラ』の完成と成功には、北海道の人々、マコプロの努力、亜矢美らとの出会いなど、なつの経験の多くの出来事が基盤になっている。そうしたなつの人生の集大成が完成することで、なつもまた一つの山を登り終えたところだろう。次週は千遥と共に十勝に帰省する。十勝の風景はどうなっているだろう。

(Nana Numoto)