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今までにないヒロインを、「お嬢ちゃん」監督・二ノ宮隆太郎が活弁シネマ倶楽部登場

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二ノ宮隆太郎

萩原みのりが主演を務めた「お嬢ちゃん」の監督・二ノ宮隆太郎がWeb番組「活弁シネマ倶楽部」に登場。現在、YouTubeにて動画が公開されている。

東京・K's cinemaで公開中の「お嬢ちゃん」は、神奈川・鎌倉の小さな甘味処でアルバイトをしている21歳のみのりを主人公に据えた作品。常に苛立ちを隠さない彼女の、一見普通に見えて、どこか違う生き方を映し出す。

「魅力の人間」「枝葉のこと」といった監督作のほか、Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督」などで俳優としても活躍している二ノ宮。「カメラを止めるな!」で注目を集めたENBUゼミナールシネマプロジェクトの第8弾として製作された本作の企画の成り立ちから、作品の肝となっているヒロイン像、萩原との出会い、自分自身の性格や脚本作り、今後の活動などについて語っている。

「今まで誰も描いてないであろうヒロインを作りたかった」という二ノ宮。前作「枝葉のこと」で自身が演じた主人公が寡黙な男であったことに触れ、「今回は内に秘めたものを言葉として表現したいと思った。彼女だったら安心してしゃべらせられると思った」と萩原への信頼を明かす場面も。

「お嬢ちゃん」は10月26日より大阪・第七藝術劇場、愛知・名古屋シネマテークでも公開。神奈川・あつぎのえいがかんkikiでは11月に公開される予定だ。二ノ宮は2019フィルメックス新人監督賞のグランプリを獲得した企画「逃げきれた夢(仮題)」での商業映画デビューも決まっている。

(c)ENBUゼミナール