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タロン・エジャトンも絶賛 『フッド:ザ・ビギニング』悪役ベン・メンデルソーンの場面写真公開

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リアルサウンド

 10月18日に公開される『フッド:ザ・ビギニング』より、ベン・メンデルソーンの新場面写真が公開された。

参考:抜群の歌唱力は過去作でも 『ロケットマン』タロン・エジャトンについて知りたい9つのコト

 本作は、これまでケヴィン・コスナーやラッセル・クロウら主演で実写映画化されてきたロビン・フッドを、レオナルド・ディカプリオを製作に迎え、『キングスマン』シリーズのエジャトンを主演で新たに映画化したアクション映画。今回描かれるロビン・フッドはこれまで描かれてきたストーリーとは異なり、伝説のヒーロー、ロビン・フッドがいかにして生まれたのかを描く前日譚となる。

 数々の映画で悪役を演じているオーストラリア出身のメンデルソーン。『キャプテン・マーベル』では、後半こそ人情味溢れる役柄として味方になるものの、前半は擬態能力を駆使して主人公を翻弄する異星人タロスを、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』では反乱軍殲滅を目論む帝国軍の将校であるクレニック長官を演じた彼は、『フッド:ザ・ビギニング』でも見事な悪役っぷりを披露している。

 本作では、私欲のために腐敗した統治を行い、民衆から税金を搾り取る冷酷無比な州長官を熱演。ノッティンガムの街に君臨する情け容赦ない専制君主として多くの人々を苦しめる存在だ。公開された場面写真でも、表情一つ変えずに軍隊に指示を出す姿や、“表の顔”である領主姿のロビンとともに何やら秘密の談合をしているかのような姿が収められている。メンデルソーンは州長官のキャラクターについて、「抜け目のない政治屋。人を操る達人。冷酷非情な教会指導者や貴族階級の手で育てられたことで、その双方に対して敵意ともいえる憎悪を抱いている人間」と分析し、「彼が信じているのは権力だけ。だから自分の軍事力を高めることに忙しく、ノッティンガムの市民たちのことはまったく気にかけていない。腐敗した生活を送っているんだ」と明かす。

 主演のエジャトンは、「ベンは最高にいい男だよ。彼と仕事をするのはすごく楽しかった。彼が演じる州長官は、倫理観が欠如しているし、論理は支離滅裂だ。タガが外れたものすごく怖い男なんだ」 と振り返っている。さらに、フッドとともに州長官と対立することになるジョンを演じたジェイミー・フォックスも、「ベンは最高だよ。彼を見るたびに、ポップコーンを食べなきゃ、と思ったよ。魔法かと思うほど本当に魅惑的な演技をする役者がいるけれど、この作品での彼がまさにそうなんだ」と、彼の熱演を絶賛している。(リアルサウンド映画部)