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稲垣&草なぎ&香取が振り返った『氣志團万博』出演 どんな場所でも“ホーム”にしてしまうパワー

音楽

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リアルサウンド

 稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が、10月6日放送の『ななにー』こと『7.2 新しい別の窓』(AbemaTV)で、ゲストに氣志團を迎え、9月に参加した『氣志團万博2019~房総ロックンロール最高びんびん物語~』を振り返った。

(関連:『ななにー』は新しい地図の成長記録ーー3人のすべての活動を吸収して磨かれるアドリブ力

 『氣志團万博』とは、氣志團が主催するロックフェス。「故郷に錦を飾るじゃないですけれど……」デビューして間もないころから、地元・千葉県で野外ライブをやり始めたことをきっかけに始まったという『氣志團万博』。音楽の力ってすごい、そんな思いから様々なアーティストたちとの共演が決まり、徐々に規模が大きくなっていったと語られた。

 今年も、King Gnu、東京スカパラダイスオーケストラ、DA PUMP、木梨憲武、Dragon Ash、PUFFY、BiSH、森山直太朗、ゴールデンボンバー、打首獄門同好会、私立恵比寿中学など、ジャンルも世代も様々なアーティストが名を連ね、なかには3人にとってジャニーズの先輩である田原俊彦の姿も。

 根っからのジャニーズ好きな綾小路翔は3人に「(田原と)お話されました?」と切り込んでいくも、草なぎと香取の口からは「テレビでは言えないような返しが(笑)」、「握手かと思ったらその手がココに!」と、田原らしいヤンチャなからみがあったことが明かされる。ふだん一堂に会することがないメンバーが集結するというのが、フェスの醍醐味。まさに、お祭り騒ぎといった盛り上がりだったようだ。

 本番前、海風を気にして「凪待ちでお願い」と粋なコメントをしてみせる稲垣のリラックスした姿を見て一緒に笑ったり、「もう歌えないんじゃないかと思った~」と草なぎの本音を聞きながらステージの様子をVTRで振り返るのも、『ななにー』ならではの贅沢な時間だ。

 稲垣、草なぎ、香取にとってフェスへの参加は今回が初。自分たちのファンではない観客の前に立つ気持ちを尋ねられると、香取は「新鮮!」と目を輝かせていた。さらに「ホームとかアウェーとかそういう問題じゃなく、(会場に)来てくれた僕らのNAKAMAに電話したいくらい。大丈夫? 入れた? って(笑)」と、NAKAMAを気遣うコメントも。

 “新しい“と楽しんでしまう好奇心の強さと、NAKAMAとの心の距離の近さ。それこそが、彼らが国民的アイドルというトップに登りつめながら、ずっと親しみを感じられる存在である理由なのだろう。

 これまで『氣志團万博』を開催してきた氣志團メンバーも、いつもにも増して黄色い歓声が上がったことを受けて「やっぱり音楽の力と、みなさんのマンパワーがすごいなって思いました」「どこ行ってもホームにできちゃう」「もう地球がホームだよね」と大絶賛。香取も、明らかにNAKAMAではなさそうな男性の観客が手を振り返してくれたことを嬉しそうに語っていた。

 さらに、ジャニー喜多川氏への感謝を込めて綾小路翔が歌ったジャニーズメドレーの中には、SMAPの「オレンジ」「俺たちに明日はある」も含まれていたことを事後報告すると、香取がいたずらっぽく「言ってくれれば、一緒に(笑)」と笑うシーンも。

 3人が『氣志團万博』に出演することも、最初は「ありえないと思っていた」と語った綾小路翔。「ありえない」が覆ることもある、そんなことを信じさせてくれるのが音楽の力。であれば、いつか彼らが残した名曲を歌ってくれる日がくることを期待してしまう。(佐藤結衣)