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すずとリンの交流捉えた「この世界の片隅に」長尺版予告、のんのアフレコ映像も

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「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」

片渕須直が監督と脚本を担当する「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の予告編がYouTubeで公開。あわせて主人公・北條すず役ののんと、白木リン役の岩井七世のインタビューとアフレコを収めた映像も到着した。

本作は「この世界の片隅に」に約30分間の新規映像を加え、新たに「昭和20年の春」の物語を描くもの。予告編には、すずと遊郭で働くリンが、“あいすくりいむ”や“ハッカ糖”などの絵について笑い合う場面が収められている。また、桜の木の上でリンに紅を差されるすずや、彼女が「周作さん、うちは何一つリンさんに敵わん気がするよ」とつぶやく様子が映し出された。

インタビュー内で、3年ぶりにすずを演じたのんは「スタジオで片渕監督とお会いして岩井さんと一緒に収録することができたので、すぐにすずを思い出せた気がしてうれしかったです。今までのすずさんと違った一面もあるので、緊張しましたが面白かったです」と感慨深げにコメント。岩井も「絵コンテや台本が送られてきたときに涙が出ちゃいました。うれしいのと懐かしいのと、『やっとだ』という感じで」としみじみと語っている。

「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は、12月20日より東京・テアトル新宿、ユーロスペースほか全国でロードショー。

(c)2019 こうの史代・双葉社 / 「この世界の片隅に」製作委員会