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瀬戸山美咲演出「THE NETHER」開幕、北山宏光「見どころは三角関係」

ニュース

Kis-My-Ft2の北山宏光が主演する「THE NETHER(ネザー)」が、本日10月11日に東京・東京グローブ座で開幕。これに先がけて囲み取材が行われた。

ジェニファー・ヘイリー作「THE NETHER」は、2015年のローレンス・オリヴィエ賞で作品賞を含む4部門にノミネートされた作品。このたびミナモザの瀬戸山美咲の上演台本・演出によって日本初演される。物語の舞台は、人々が“ネザー / NETHER”と呼ばれるインターネット上の仮想空間で膨大な時間を過ごすようになった近未来の世界。劇中では、“人の欲望の暴走”や“倫理の危うさ”が描き出される。

囲み取材にはキャストから北山、中村梅雀、シライケイタ、平田満が登壇。“ネザー / NETHER”での犯罪を取り締まる捜査官・モリス役を演じる北山は、自身約2年ぶりとなる舞台出演について「もう2年も経ってるんですね」と感慨深げに述べつつ、「難しい内容でもあるので、共演の皆さんにたくさん相談させていただきました」と登壇者たちに視線を送る。北山が「梅雀さんからは日本語の正しいイントネーションを教わりました」と稽古を振り返ると、梅雀は「若い方は主語よりも動詞や接続詞のほうが音が上がってしまったりするので、なだらかに話せるようにアドバイスしました」と続けた。

仮想空間をモチーフとした本作の稽古場で、キャスト陣がVR体験をしたことを明かす平田は「ジェットコースターのVR映像を体験させていただきました」と語る。北山は「ジェットコースターの隣の席に可愛い女の子が乗っていたりして、盛り上がりましたね」と続け、シライは「VRを体験してる人って、はたから見ているとけっこう無様なんですよね(笑)」と笑いを誘った。

記者から「どんな仮想空間を体験したいか?」と問われると、梅雀は「美しい自然の景色の中に行ってみたい」、北山は「人類が入ったことがないような深海の世界」、平田は「登るのが大変なので、山がいいかな」、シライは「絶対に行けない過去の時代を体験したい」とそれぞれ回答した。

また本作の見どころについて尋ねられると、登壇者たちはネタバレに気を付けながら、慎重に言葉を選んで発言。梅雀は「僕は今まで見せたことがない演技をしていると思います」、平田は「早替りです」、シライは「ネタバレなしだと何も言えないですね(笑)」、北山は「いろんな意味で三角関係があります!」と答えた。

北山は「ゲネプロを終えたばかりなのに、大変すぎて、もう千秋楽を迎えた気持ちです(笑)」と心境を吐露。そして「近い将来あり得るかもしれない世界を舞台で表現していて、面白いものになっております。ぜひ足を運んでいただけたら!」と観客にメッセージを送り、取材を締めくくった。

本作の上演時間は休憩なしの約1時間55分。東京公演は11月2日まで行われ、7日から10日までは大阪・森ノ宮ピロティホールにて。なお台風19号の影響により、明日12日18:30開演回の中止が決定。振替公演やチケットの払い戻しについては公演の公式サイトで確認を。

「THE NETHER」

2019年10月11日(金)~11月2日(土)
東京都 東京グローブ座

2019年11月7日(木)~10日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール

作:ジェニファー・ヘイリー
上演台本・演出:瀬戸山美咲
出演:北山宏光 / 中村梅雀、シライケイタ、平田満 / 長谷川凜音(Wキャスト)、植原星空(Wキャスト)