セドリック・クラピッシュ4年ぶりの新作 『おかえり、ブルゴーニュへ』本予告&ポスター
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11月17日に公開される映画『おかえり、ブルゴーニュへ』から本予告映像とポスタービジュアルが公開された。
『猫が行方不明』『スパニッシュ・アパートメント』のセドリック・クラピッシュ監督による4年ぶりの新作となる本作は、クラピッシュ監督が初めて田舎を舞台に自然撮影に挑み、四季折々の美しいブドウ畑を映し出したヒューマンドラマ。
主人公は、フランス・ブルゴーニュ地方にあるドメーヌ(ブルゴーニュ地方のワイン生産者を表す用語)の長男ジャンで、10年前に世界を旅するため、故郷を飛び出し、家族のもとを去っていた。
今回公開された本予告映像では、ジャン(ピオ・マルマイ)が父親の危篤状態を知り、10年ぶりに家族の元へ戻ってくるシーンから始まる。家業を受け継ぐ妹のジュリエット(アナ・ジラルド)と、別のドメーヌの婿養子となった弟のジェレミー(フランソワ・シビル)との久々の再会もつかの間、父親は亡くなってしまう。
悲しむ間も無く「問題はワイン造りより相続制の支払い」「畑を手放すしか手は無い」とシビアな現実を突きつけられる3兄妹。3人は自分たちなりのワインを作り出そうと協力しあうが、一方で、それぞれが互いには打ち明けられない悩みや問題を抱えており……。
あわせて公開されたポスタービジュアルは、父親と最後の別れをした後、彼が作った特別なワインを兄妹3人でテイスティングする様子を切り取ったもの。変わらない3人の絆や家族との愛情、甘酸っぱい記憶や思い出を味わうような瞬間をブルゴーニュの美しい四季とともに映し出しており、季節とともにめぐりゆく多くの人の人生を表している。(リアルサウンド編集部)