劇団青年座の財産演目「からゆきさん」上演、演出は伊藤大
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劇団青年座 第240回公演「からゆきさん」チラシ
劇団青年座「からゆきさん」が、2020年1月16日から19日まで東京・本多劇場で上演される。
1977年に宮本研が書き下ろした「からゆきさん」は、劇団青年座の財産演目。熊本・天草出身の巻多賀次郎は、上海を皮切りに大陸を渡り歩いた末、シンガポールで娼館・二十六番館の主人となる。日露戦争前夜、多賀次郎と“からゆきさん”たちは、遠く離れた祖国・日本と家族のため仕送りに精を出していた。日本は日露戦争に勝利したが、時代は彼らの思いとは逆方向に流れ出し……。演出を青年座の伊藤大が手がける。
なお今公演では、会員制の鑑賞団体主催公演が実施され、本作は11月15日の静岡・静岡市民文化会館 中ホール公演を皮切りに、静岡、神奈川、東京、長野の各劇場を巡演する。詳細は公式サイトで確認を。
劇団青年座 第240回公演「からゆきさん」
2020年1月16日(木)~19日(日)
東京都 本多劇場
作:宮本研
演出:伊藤大
出演:平尾仁、加門良、矢崎文也、青木鉄仁、石母田史朗、綱島郷太郎、桜木信介、嶋田翔平、和田裕太、小磯聡一朗、中野亮輔、津田真澄、渕野陽子、松熊つる松、佐野美幸、森脇由紀、遠藤好、安藤瞳、田上唯、坂寄奈津伎、世奈、清瀬ひかり