「海の上のピアニスト」東京公演開幕、北翔海莉「懐かしさと喜びで胸がいっぱい」
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「海の上のピアニスト」東京公演より。
「海の上のピアニスト」の東京公演が、昨日11月13日に東京・東京芸術センター 天空劇場で開幕した。
アレッサンドロ・バリッコの同名小説をもとにした本作は、星田良子が上演台本・演出、中村匡宏が作曲・音楽監督を務める音楽劇。劇中では、豪華客船の中で生まれ、生涯一度も船を降りることのなかった天才ピアニスト・ノヴェチェントの人生が描き出される。北翔海莉とピアノ演奏の大井健が二人一役でノヴェチェント役を演じ、東京公演には喜多村緑郎が参加した。
東京公演開幕に際し、北翔は「初演から1年経って、またこの空間に戻ってこれて懐かしさと喜びで胸がいっぱい」と感慨を語り、「京都から始まり福岡、そして今日の天空劇場バージョン、3種類のバージョンがあり大変勉強になりました。ここでしかできない『海の上のピアニスト』をお届けできたら」と意気込んだ。
初演時は朗読形式で参加していた緑郎は「今回は全部“放しセリフ”にしてやっています。直前まで舞台があったので1週間でなんとか間に合った(笑)。その成果を見ていただきたいです!」と観客にメッセージを送った。
「海の上のピアニスト」東京公演の上演時間は約1時間35分を予定。公演は明日11月15日まで。
「海の上のピアニスト」東京公演
2019年11月13日(水)~15日(金)
東京都 東京芸術センター 天空劇場
作:アレッサンドロ・バリッコ
訳:草皆伸子
上演台本・演出:星田良子
作曲・音楽監督:中村匡宏
出演:北翔海莉、喜多村緑郎、大井健(ピアノ)
(c)2019 ArtistJapan