「ブライトバーン」監督&主演俳優が来日、YOSHIKIは「新ジャンルの誕生」と絶賛
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「ブライトバーン/恐怖の拡散者」公開記念イベントの様子。左からオータム・スティード、デヴィッド・ヤロヴェスキー、ジャクソン・A・ダン、YOSHIKI。
「ブライトバーン/恐怖の拡散者」の公開記念イベントが本日11月15日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、主演のジャクソン・A・ダン、監督を務めたデヴィッド・ヤロヴェスキー、衣装デザインを担当したオータム・スティードが登壇。またスペシャルゲストとしてミュージシャンのYOSHIKIとマジシャンのセロが出席した。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガンがプロデュースした本作。子供ができず苦しんでいたトーリが謎めいた赤子を拾い、夫カイルとともに育ての親になるところから物語が展開する。12歳になった息子ブランドンは異常な力を発揮し始め、米カンザス州・ブライトバーンを恐怖に陥れていく。ダンがブランドンを演じた。
「夢が叶ったような気持ち」と初来日を喜ぶヤロヴェスキー。スティードとは夫婦関係にあり、映画のクランクアップから数日後に結婚したそうで「そのときの僕たちの夢が新婚旅行で日本に来ることでした。でも映画を仕上げる必要があったから来れなかった。だから今回はハネムーンの気分だよ」と笑みをこぼす。観客には「皆さんとこの作品を分かち合えることが本当にうれしい」と呼びかけた。
ダンは「ずっと来たいと思っていたのでとてもワクワクしています。これから東京がどんなところか知っていきたいです」と期待を膨らませる。スティードは「いつもはカメラの後ろ側にいるので、こうして前に立つのはとても不思議な気分です」とコメント。会場にブランドンのコスチュームを着た人物を見つけると、笑顔を弾けさせていた。
映画事業に参入した楽天が、第1弾作品として東宝東和と共同で配給する本作。日本で楽天と合弁会社を設立した、アメリカを拠点とするThe H Collectiveが製作している。この日は同社とビジネスパートナー契約を結んでいるYOSHIKIが応援に駆け付けた。本作の魅力を「発想がすごい。奇抜。アメイジングコンセプト」と語るYOSHIKI。「映画の主人公がスーパーパワーを持ったら基本的には正義の見方。本作の場合は『え、そう来る?』という感じ。新しいジャンルの誕生を感じました」と続けた。
イベントではセロがマジックを披露。そしてYOSHIKIが11月20日に誕生日を迎えることから、サプライズケーキと花束が贈られる場面も。ヤロヴェスキーは「おめでとうございます。YOSHIKIさんにこの場に来ていただけたこと、この映画がThe H Collectiveで作れたことを本当にうれしく思っています」と祝福した。
「ブライトバーン/恐怖の拡散者」は全国で公開中。
(c)The H Collective