同性ダンサー同士の恋と葛藤を描く映画『ダンサー そして私たちは踊った』
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『ダンサー そして私たちは踊った』ティザービジュアル ©French Quarter Film / Takes Film / Ama Productions / RMV Film / Inland Film 2019 all rights reserved.
映画『ダンサー そして私たちは踊った』が、12月11日に東京・シネマート新宿、2020年1月5日に大阪・シネマート心斎橋で上映。予告編とティザービジュアルが公開された。
『第92回アカデミー賞』国際長編映画賞部門でスウェーデン代表に選出された同作。ジョージアの国立舞踊団でダンサーとして練習に明け暮れるメラブは、カリスマ的な才能を持つ新入団員のイラクリにライバル心を燃やすが、メイン団の欠員補充のためのオーディションに向けた2人だけの特訓を経て、彼に憧れと欲望を抱き始めるというストーリーだ。監督はレヴァン・アキン。原題は『And Then We Danced』。
主人公メラブ役を演じるのはジョージアでコンテンポラリーダンサーとして活動するレヴァン・ゲルバヒアニ。Instagramで監督にスカウトされ、同作でスクリーンデビューを果たした。メラブのライバルで憧れの存在であるイラクリ役はヴァチ・ヴァリシュヴィリが演じた。
公開された予告編では、コーチから「お前はダンサーに向いていない」と告げられるメラブの姿や、イラクリがメラブにダンスの指導を行なうシーン、「ジョージアン・ダンスは男らしさがベースだ 弱さはいらない」というセリフなどが確認できる。
ティザービジュアルには、ジョージアの民族衣装をまとったメラブが大きく体を反らせる様子が写し出されている。同作は『のむコレ3』内で上映される。