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『パリの恋人たち』本編映像&新場面写真 リリー=ローズ・デップがルイ・ガレルとキスを交わす

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リアルサウンド

 12月13日公開の映画『パリの恋人たち』より、本編映像と新たな場面写真が公開された。

参考:動画はこちらから

 フランスの巨匠フィリップ・ガレルの息子で、俳優としても活躍するルイ・ガレルの『ふたりの友人』以来の監督作となる本作は、パリを舞台に、本当の気持ちを素直に表せない、不器用な男と女の揺れる関係を短編小説のように描いた大人のラブストーリー。

 ジャーナリストの青年・アベルは、3年間同棲したマリアンヌから妊娠を告げられ喜ぶのもつかの間、父親は友人のポールであることから別れを切り出される。数年後、アベルはポールの告別式でマリアンヌと再会、同時にポールの妹・イヴからも想いを告白される。

 2018年の第31回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門では『ある誠実な男』のタイトルで上映されたほか、第66回サンセバスチャン国際映画祭ではコンペティション部門で脚本賞を受賞している。

 公開された本編映像では、レティシア・カスタ演じるマリアンヌとリリー=ローズ・デップ演じるエヴが口論をするシーンが描かれており、デップが「彼が欲しい」と口にする様子も確認できる。

 新たな場面写真では、デップが、ガレル演じるアベルと連れ添って歩く姿や、誰かと電話をしている様子が切り取られている。

 ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの娘であるデップは、「若い頃はただお母さんのような人になりたかった。歌手にもなりたかったし、モデルにも女優にもなりたかったし、お姫さまにもバレリーナにもなりたかった(笑)。女優になっていいところは、様々な人間になったり色んな仕事をしたりすることができること」と答え、ガレルとの共演については「ガレルとの仕事は素晴らしい経験だった。私は長年俳優としての彼の作品を賞賛してきたので、今回初めて監督としての彼と一緒に仕事をして、ますますその賞賛を助長させました。 俳優が監督に何を求めているか、何が必要かを彼は理解してくれる」と振り返った。 (文=リアルサウンド編集部)