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J.J.エイブラムスが語る。『スター・ウォーズ』最終章は「ファンを喜ばせたい」

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『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 (C)2019 ILM and Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

壮大のサーガの最後のエピソードを描く超大作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』がいよいよ来月20日(金)から公開になる。本シリーズは全世界的に熱狂的なファン、支持者を抱えており、新作が公開されるたびに膨大な数の賛否が出てくるが、最後のエピソードを監督するJ.J.エイブラムスは「壮大なサーガを愛するファンの色んな意見をとても理解できる」と語る。

最初の『スター・ウォーズ』がアメリカで公開されてから42年。9つ目のエピソードをもってついにスカイウォーカーの物語は完結する。エイブラムスは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』も監督しており、このサーガを複数エピソード監督しているのはシリーズの生みの親ジョージ・ルーカスとエイブラムスだけだ。

「僕自身『スター・ウォーズ』のファンで、みんなと同じように『スター・ウォーズ』映画について個人的な意見を当然持っている」とエイブラムスは語る。「だから壮大なサーガを愛するファンの色んな意見をとても理解できるし、ネガティブな意見も当然受け入れる。全員に気に入ってもらうのは無理だし、それをできるとも思っていない。何をやっても批判は必ず出るものなんだ。だけど、僕は『スター・ウォーズ』ファンを喜ばせたいし最高の意図をもって物語を語りたい。その思いを忘れずに『スター・ウォーズ』完結編を作っていった」

彼の言う通り、何をやっても必ず批判は出てしまう。しかし、そのことで歴史はくつがえらないし、結果として新エピソードを監督できるのは世界でたったひとり、本作の場合はエイブラムスだけだ。ちなみにエイブラムスの親友で、共に制作会社“バッド・ロボット”を経営しているブライアン・バークは『…フォースの覚醒』の準備中にこう語っていた。「幸福なことに、たまたま今回は自分たちがスター・ウォーズを手がけることになったけど、僕らと同年代の映画人が作ったら、きっと僕たちと同じスター・ウォーズができると思うよ」。個人的な意見はある。しかし、彼らは基本的に“ファンと分かち合える”『スター・ウォーズ』をつくりたいと考えているようだ。

だからこそエイブラムスは最終章が新三部作だけでなく、9つのエピソードすべての完結編になることを意識した。「『フォースの覚醒』の時からずっと壮大なサーガの続きだと意識してきた。それは本と同じで、最後のいくつかの章が、その前と全然つながっていないという本はないよね。だから僕はまったく新しいことを持ち込もうという意図はそもそもまるでなかった。ジョージ・ルーカスが描いてきた『スター・ウォーズ』シリーズに忠実でありながら、自分たちならではの大胆なことにも挑戦しているんだ」

長いサーガの最後に一体、どんな物語が描かれるのか? これまでに積み残してきたエピソードや、前作で世界中を驚かせた展開には何らかの落とし前がつけられるのか? おそらくこの冬も世界の各地の映画館に人々が足を運び、賛否が渦巻くことになるだろう。

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
12月20日(金)より全国公開

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