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『マザーレス・ブルックリン』場面写真&予告編 トム・ヨークが書き下ろした劇中曲も

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リアルサウンド

 2020年1月10日に公開となる映画『マザーレス・ブルックリン』より、予告編と場面写真が公開された。

参考:

 本作は、トロント国際映画祭をはじめ、ローマ映画祭、テルライド映画祭、ニューヨーク映画祭などで高く評価され、当時の犯罪映画を彷彿とさせる古典的なスタイルで、今の社会問題にも繋がる現代的なテーマを描いたアメリカン・ノワール。

 監督・脚本・製作・主演を務めたのは、『真実の行方』『アメリカン・ヒストリーX』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のエドワード・ノートン。本作では一風変わったキャラクターを演じつつ、初めてシナリオに挑戦し、約20年振りにメガホンも取るなど、プロデュースも含めて1人4役の活躍を見せている。

 また、『ダイ・ハード』シリーズのブルース・ウィリス、『美女と野獣』のググ・バサ=ロー、『ミッション:インポッシブル』シリーズのアレック・ボールドウィン、『スパイダーマン』シリーズのウィレム・デフォーなど、豪華な派俳優陣が脇を固める。

 さらに、全米批評家協会賞を受賞したジョナサン・レセムが手がけた原作から、1999年の時代設定を1957年に変更。グラミー賞を受賞したレディオヘッドのトム・ヨークが提供したオリジナル・ソングは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーや、ジャズ界の重鎮ウィントン・マルサリスも参加している。

 公開された予告編は、「僕は少し壊れてる」と障害の発作に悩まされる主人公のライオネルをノートンが熱演する様子から始まる。そんなライオネルに優しい笑顔で話し掛けるウィリスが演じるボスのフランクは、私立探偵の雇い主であり、居場所を与えてくれた恩人。フランクがある事件に巻き込まれて殺されてしまうと、ライオネルは「犯人を必ず見つけ出す」と、真相を調べることに。レディオヘッドのトム・ヨークが映画のために書き下ろした「デイリー・バトルズ」も冒頭より流れ、昔のフィルム・ノワールを意識しながらも現代風な演出に彩りを添える。(リアルサウンド編集部)