Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > 『コーヒーと恋愛』著者・獅子文六の回顧展、曽我部恵一のトーク&ライブも

『コーヒーと恋愛』著者・獅子文六の回顧展、曽我部恵一のトーク&ライブも

アート

ニュース

CINRA.NET

展覧会『没後50年 獅子文六展』が、12月7日から神奈川・横浜の神奈川近代文学館で開催。会期中の2月29日に曽我部恵一が登壇するトーク・ライブイベントが行なわれる。

1893年に横浜に生まれ、『悦ちゃん』『自由学校』『てんやわんや』などの作品を残した作家、獅子文六の没後50年を記念する『没後50年 獅子文六展』。同館が所蔵する「獅子文六文庫」のほか、約200点の資料を通して、小説家であると同時に演劇人としても活動したその生涯と、現代に蘇った作品を紹介する。

展示の構成は、獅子文六こと岩田豊雄の、横浜での少年時代と文学に目覚めた青年時代を振り返る「序章 生い立ち―渡仏まで」、日本の演劇界に貢献した演劇人としての岩田豊雄の軌跡を紹介する「1章 演劇人・岩田豊雄」、作家、獅子文六としての活動とその魅力を没後刊行の図書も含めて紹介する「2章 作家・獅子文六の足跡」となっている。

2月29日には、書籍『獅子文六の二つの昭和』の著者である牧村健一郎と、獅子文六著『コーヒーと恋愛』文庫版で解説を執筆した曽我部恵一(サニーデイ・サービス)によるトーク、ライブイベント『発見・昭和の大衆モダン文学―獅子文六という作家を知っていますか?』を開催。サニーデイ・サービスのアルバム『東京』には“コーヒーと恋愛”という楽曲が収録されており、同曲がきっかけとなり、ちくま文庫で獅子文六作品の復刊が始まったという。

1月17日、18日には『文芸映画を観る会 獅子文六原作「青春怪談」』、2月7、8日には『文芸映画を観る会 獅子文六原作「青空の仲間」』を行なうほか、会期中5回にわたってギャラリートークを実施する。詳細は神奈川近代文学館のオフィシャルサイトをチェックしよう。