山本伊等『配置された落下』が三鷹で上演 佐々木敦、山本浩貴のトークも
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舞台『配置された落下』が12月7日と8日に東京・三鷹のSCOOLで上演される。
1995年生まれの山本伊等が作・演出を手掛ける『配置された落下』。「ひとは神なしに愛することができるのか」というテーマを、2つのモノローグと3人の出演者によって描くという。音楽は公演ごとに森健太郎が即興で演奏。美術を冨樫風月が手掛ける。
12月7日14:00からの公演後には佐々木敦、12月8日19:00からの公演後には、いぬのせなか座主宰・山本浩貴のトークがそれぞれ開催。詳細は会場のオフィシャルサイトをチェックしよう。
山本伊等のコメント
ひととひとが同一の空間にいること。ある文とある文が配置されること。あるいはなんであれ、ふたつのものが結びつくことは、あるものが別のものにむかって自分自身を開示することに他なりません。そしてこの開示は、イメージの移行、感覚の移行、私からあなたへという人称の移行を引き起こすのです。そのことを本作では「落下」と名付けました。
本作では、ふたつのモノローグを、三人の出演者が紡いでいくことで、ひとは神なしに愛することができるのかという、普遍的なテーマを描き出したいと思っています。森健太郎が毎公演、即興で演奏する音楽との融合も見どころとなっています。