hide、17回忌イベントにファン2200人超 今なお衰えぬ影響力の源泉とは
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98年に惜しまれつつ永眠するも、今もなお 絶大なる人気を誇るロックアーティストhideが2014年5月2日に17回忌を迎え、hideの命日にあわせて続けられてきたフィルムライブ『hide FILM ALIVE〜hide Memorial Day 2014〜』が5月3日に CLUB CITTA’で開催、約2200人のファンが集った。
今年は33年という人生を駆抜けたhideの軌跡をクローズアップした特別編集フィルム『hide The 17th Memorial edition』が上映され、少年”松本秀人(hide)”がロックと出逢い、アーティストhideが生まれるまでの軌跡を辿ったヒストリームービーや、’98にX JAPAN解散後、満を持して始動した hide with Spread Beaver初のTV収録ライブの模様ほか、hideの歴史を彩る懐かしい名シーンが続々と登場。加えて、昨年20年という時を経て初公開された、記念すべきhide初ソロライブ hide 1st solo tour ’94 『HIDE OUR PSYCHOMMUNITY ~hideの部屋へようこそ~』 (1994年3月16日 ファンクラブ限定公演 @川口リリアホール) の模様などの幻の映像もリバイバル上映された。
フィルムライブ終了後、現在、クラシカルワールドツアー中のX JAPANリーダーYOSHIKIから、hideと会場に集まったファンに向けてサプライズのコメント映像が上映された。「今日はhideのために集まってくれてありがとう。僕はYoshiki Classical WORLD TOUR中で、会場には行けないけど気持ちはいつもhideと一緒に世界を回っています。そしてX JAPANとして10月11日にNYC・MADISON SQUARE GARDEN でのライブも決定しました。十数年前にNYのロックフェラーセンターで記者会見をしことが現実となります。7人のXという気持ちで、もちろんhideも参加します。hideは今年、生誕50周年のanniversary yearということで感慨深いですね。hideのソロとしても、そしてX JAPANとしても、これからいろいろできたらいいなと思っています。これからもhideのことよろしくお願いします」とhideへの変わらぬ想いを伝えた。
昨年からは、hideソロ活動20周年&生誕50周年を記念し『hide ROCKET DIVE 2013-14』プロジェクトもスタートしている。リアルサウンドでもこれまで、【“早すぎる死”から15年 hideはなぜリスペクトされ続けるのか】や、【hide、旅立ちから16年……先進的エンターテイナーとしての功績を振り返る】といった記事でhideを偲んできたが、記事を掲載するたびに大きな反響があり、今なおhideが多くのファンやミュージシャンにとって偉大な存在であることを再確認させられる。彼が残してきた作品の数々が、活動から20年経っても斬新さを失っていないからこそ、リスペクトされ続けているのだろう。hideが今後10年、20年と語り継がれるミュージシャンであることは間違いないはずだ。
(文=編集部)
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