YUKI、Charaが老けない秘訣は? over40でもカワイイ女性ミュージシャンたち
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低年齢のアイドルたちが盛り上がりを見せる邦楽シーン。とかく男性の関心もより年若い女の子へと向かいがちだが、一方、40歳を超えてなお美しく(そしてかわいく)輝く女性ミュージシャンも少なくない。そんな劣化を知らない彼女たちを並べてみたところ、こんな結果になった。
●大貫亜美(PUFFY)(40)
Tシャツ、ジーパン姿でゆる~く活動していたのも今は昔。ついに大台に足を踏み入れていた。昨今は夫でGLAYのボーカルTERU同様、ぽっちゃり疑惑も浮上中。ちなみに相方の吉村由美も38歳と、こちらも追い上げが期待できる。
●YUKI(41)
少女のようなあどけなさと、そこはかとないセクシーさが同居するエロかわ界の女王。若かりし頃は、奔放な恋愛模様やラジオでの過激な下ネタ発言で有名だった彼女も、今ではすっかり落ち着いたママに。今こそあの暴走ぶりを見てみたいもの。
●Chara(45)
先日、18歳になる実娘をお披露目したChara。コケティッシュな魅力といった意味では、前述のYUKIに先行する存在としても知られている。自身のTwitterでは、恋愛願望をほのめかすなど、まだまだ現役のご様子。
●カヒミ・カリイ(45)
繊細なウィスパーボイスで渋谷系のプリンセスとして名を馳せたカヒミもいまや45歳。渋谷系の終焉後はフランスに移住し、しばらく「あの人は今」状態だったが、数年前に結婚&出産。長い黒髪に20年前と変わらぬ顔立ち、これぞまさに美魔女!
●吉田美和(DREAMS COME TRUE)(48)
J-POP界で長らく不動の人気を誇る稀有なユニット、ドリカムのボーカル。事実婚状態だったパートナーの急逝後、19歳年下の男性ミュージシャンと結婚するという肉食ぶりを発揮し、世間を驚かせた。
●今井美樹(50)
先日、新作のプロモーションで来日した際、久々に多くのメディアに登場した彼女。気がつけば50歳になっていたわけだが、その美貌は相変わらず。布袋寅泰との不倫→略奪婚のイメージがなぜかなかなか払しょくできない人。
●野宮真貴(53)
ピチカート・ファイヴのボーカルとしてオシャレ系女性ミュージシャンの筆頭に上り詰めた彼女。年齢すらも超越する、徹底した自己プロデュース力の高さは他の追随を許さない。このスタイルをどこまで貫けるか、興味は尽きないところ。
彼女たちのさらに上には、竹内まりや(58)や中島みゆき(61)ら、もはや年齢不詳になった人々が。さらに30代に目を向けると、椎名林檎(34)や持田香織(35)、安室奈美恵(36歳)、aiko(37)と、後を追いそうな有望な人材がゴロゴロひしめいている。
昨今ファッション誌のトレンドを見ても、『GLOW』『STORY』などターゲットを40代以上にしぼった女性誌が続々刊行され、アーティストのみならず世代として注目を浴びていることはたしか。また、そこで提唱されるのが「歳相応の落ち着いた女性らしさ」というよりはむしろ、「若いころ同様のファッションも全然アリだよね!」的なある意味年齢を忘れさせてナンボな方向へとシフトしている点も大いにあると思われる(モデルの平子理沙がいい例)。つまり、いい歳した女の人が、20代そこそこの女子風ファッションをしていても受け入れられる土壌ができたということだ。
そこにきて、野宮やChara、YUKIといった若いころより個性派ファッションで鳴らした(またファッションと親和性の高かった)女性アーティストたちが40越えとなっても変わらぬスタイルを貫いている点もこの流れと合致。また、彼女たちの楽曲や歌詞世界からにじみ出る“ガーリーさ”にも歳を忘れさせる効果が高いように思う。「若づくり」「ロリババア」等の心ない言葉には負けず、どうかこのまま我が道を突っ走ってもらいたいものである。
(文=板橋不死子)