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今井美樹が『いいとも』出演 ユーミンカバー集実現に、夫の布袋寅泰が果たした役割とは?

音楽

ニュース

リアルサウンド

 昨年、ロンドンに移住した今井美樹が、10月16日放送『笑っていいとも!』の「テレフォンショッキング」のコーナーに登場した。スタンド花には、元宝塚の大地真央、10月9日にリリースした松任谷由実(荒井由実)のカバーアルバム『Dialogue-Miki Imai Sings Yuming Classics-』のスタッフ一同などの名前が並んだ。

 シックな黒のジャケットと、大人っぽい巻き髪が上品なコーディネイトの今井が席に着くと、タモリは「これ、ユーミンのカバーなの? えぇ!?」と、意外性のあるアルバムに驚き、「ユーミンって女性の憧れじゃないですか。それのカバーを出すってことは相当な思いがあったんじゃないかと……」と尋ねた。今井は「触れてはいけない聖域ですよね」とはにかんだ後、「私にとってユーミンの曲は青春そのものだったので……。レコード会社の方からお話をいただいたんですけど、最初は『はぁ?』って思いました。(中略)布袋(寅泰)が日本のレコード会社の人とその話をして、ロンドンに戻ってきたときに、すごく嬉しそうに『良い話があってさ』って企画書を見せてくれたんですよ。わたし即答で、『絶対ヤダ!』って言いましたから(笑)」と、今回のアルバムに対し当初は及び腰であったことを明かした。

 さらに「何百万というユーミンファンを敵に回すことになる。(中略)そんな大それたこと考えたことなかったし、ユーミンファンのひとりとして、もし誰かがアルバム一枚カバーするってなったら、わたしもさっきのタモリさんみたいに『えぇ!?』ってなると思います」と、ユーミンファンとしての複雑な心境も語った。

 しかし、ロンドンまでやってきたレコード会社の担当者と対話を重ねるうちに、その心境に変化が現れたという。今井自身がロンドンに移住し、50歳を迎えた節目の時だからこそ歌ってほしい、という担当者の願いに、今井はだんだんと気持ちを動かされ、いつしか「自分だったらこう歌うかな」などと、アルバム制作に対して前向きになっていったとのこと。

 アルバムは、ユーミンの楽曲、全754曲から12曲を厳選。ユーミンを敬愛する今井が、その思いを込めて歌うカバー曲の数々は、オリジナルとはまた異なる魅力があるのではないだろうか。
(文=編集部)