乃木坂46メンバーがオススメ書籍を紹介 秋元真夏「高島彩さんの本で“世渡り”を学んだ」
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『乃木坂って、どこ?』(テレビ東京)の10月20日分にて、乃木坂46のメンバーによる「乃木坂POP女王決定戦」企画が放送された。
同企画は、読書の秋ということもあり、メンバーが普段読んでいるオススメの本について、その面白さをPOPで伝えるというもの。読書嫌いのバナナマン・日村勇紀を納得させるため、各メンバーが真剣にプレゼンを繰り広げた。
冒頭、読書家が多い乃木坂46メンバーのなかでも、特に本を読んでいるという橋本奈々未が「冊数で行くと何千冊。移動中にパッと読めるが好きで、三浦しをんさんとかを読んでいます」と語り、番組がスタートした。
1番手の高山一実は、『少女』『告白』『贖罪』と、湊かなえの3冊を紹介。『告白』には「有名になるべくしてなった 湊かなえさんは知らないけど告白は知ってるのでは?」というPOPを付け、『少女』を「これが湊かなえ! 読み終えた直後の気持ちといったらもう…」と紹介し、バナナマン・設楽統から「経験者みたい!」と絶賛された。
続いて、深川麻衣は、森見登美彦の『夜は短し歩けよ乙女』を作中の台詞を入れて「読まないと『お友達パンチ』」と紹介し、日村から「売れるPOP」と評された。2冊目には道端ジェシカ『ジェシカの言葉 心の奥のもっと奥』を切り絵を使ったPOPと「ジェシカさんが好きな格言を集めてる」というコメントで紹介した。
3番手の秋元真夏は松澤萬紀著のビジネス書『100%好かれる1%の習慣』を「美人の次は愛嬌笑顔系女子が来る」というPOP付きで紹介。秋元は「乃木坂はかわいい子が多いから、少しでも残りたいと思って。8:2の黄金比は、8割聴いて2割返すというのを握手会で実践している」と意識の高さを表すと、続いては高島彩『聞く、笑う、ツナグ。』を、「自己啓発本が好きで。高島彩さんが世渡り上手だと思ったので、これは読まなきゃいけないと思って。(自分を)客観視するというのをこの本から学んだ」と紹介。設楽から「末恐ろしいなこの子は」と、勉強家な一面を褒められた。
齋藤飛鳥は、貫井徳郎の2作を紹介。『崩れる 結婚にまつわる八つの風景』について「色んな家庭が崩れていく本」と語ると、続けて『乱反射』を「一人一人の小さなモラル違反で社会のモラルが崩れて行く」とプレゼンし、設楽は「もっと小顔の本とか読んでるのかと思った」と、見た目とは裏腹に深い物語が好きなことに驚きを隠せなかった。
堀未央奈は、児童文学作家ジャクリーン・ウィルソンの『クリスマス・ブレイク』と『ローラ・ローズ』を紹介。『クリスマス・ブレイク』について「寒くなってきた時期に、美味しい子供と一緒に」と語り、設楽から「イギリスの子供みたい」と評された。
能條愛未は、ロンダ・バーン『ザ・シークレット』を「『引き寄せの法則』がすごい」と紹介。能條は同作について「良いイメージや思考には独特の周波数があるから、まずは宇宙に飛ばします。そうすると、宇宙から同じような周波数のものが戻ってくる。これが『引き寄せの法則』です」と、すこし怪しい雰囲気で捲し立てながら語り、メンバー一同を軽く引かせると、設楽から「能條の周りの大人は、能條のことをちゃんと見ててあげてください」と指摘された。
番組の最後には、日村が最優秀作品として能條の紹介した『ザ・シークレット』を選ぶと、能條は「優勝することを『引き寄せの法則』で叶えたんです」と語り、メンバーを爆笑させ、番組は終了した。
ほかにも、伊藤かりんが将棋本を紹介したり、北野日奈子が動物の命の重さを伝える2冊をプレゼン、和田まあやが幼い頃から触れてきた絵本について語った今回の放送。次回は「ハロウィンパーティー」が放送される予定だ。
(文=向原康太)