祝85歳!マギー・スミスの存在感が光る、映画「ダウントン・アビー」場面写真
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「ダウントン・アビー」より、マギー・スミス演じるバイオレット・クローリー。
映画「ダウントン・アビー」より、マギー・スミスが本日12月28日に85歳を迎えたことを記念して場面写真とメイキング写真が到着した。
本作は、ゴールデングローブ賞やエミー賞など数々の賞に輝いた同名ドラマシリーズの劇場版。20世紀初頭の大邸宅で巻き起こる貴族と使用人による騒動が描かれる。「天使にラブ・ソングを…」や「ハリー・ポッター」シリーズのマクゴナガル先生役で知られるスミスは、本作で先代伯爵夫人バイオレット・クローリーを演じた。
群像劇でありながら、シリーズにおいて圧倒的な存在感を放つスミス。バイオレットのよきライバルにして親友でもあるイザベラ役のペネロープ・ウィルトンは、彼女との共演について「私にとって大きな意味があることなの。私たちはお互いのことをよく知っているから、2人で言い争いをするシーンを演じるのはとても楽しい。『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』で共演しているからこの7年間、マギーとばかり仕事をしているわ(笑)」と語る。
また監督を務めたマイケル・エングラーは「マギー・スミスとペネロープ・ウィルトン、そしてイメルダ・スタウントンの共演シーンを撮影したときは、夢を見ているような気分だった。あの3人は私が世界でもっとも好きな役者で、彼女たちの出演作を昔から観ていましたから。3人が一緒に座って笑い声を上げながら歓談するところに立ち会えて興奮してしまった」と撮影を振り返った。
バイオレットは英国貴族としての品格と誇りを保ち続け、生きる限り貴族であらんとする女性。裕福な男性と結婚しなければ生きていくことが難しかった時代を乗り越え、娘しかいないクローリー家を守るため、何か事件が巻き起こるたび崩壊してしまいそうになる屋敷をあらゆる手段でつなぎ止めてきた。「皮肉は最低のユーモアよ」「王族だもの。チェシャ猫みたいにニタニタ笑わないわ」「私に剣があればこの手でメイドを切り捨ててるわ」「審判は私よ」といった強烈でお茶目な一言を持ち味とするバイオレット。映画でもその魅力は存分に発揮されている。
「ダウントン・アビー」は1月10日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。
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