スー・リオンが73歳で死去、キューブリック監督作「ロリータ」などに出演
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「ロリータ」より、スー・リオン。(写真提供:SIPA / Newscom /ゼータ イメージ)
スー・リオンがアメリカ現地時間12月26日にロサンゼルスで死去したとThe New York Timesほかが報じた。73歳だった。
1946年にアメリカ・アイオワ州で生まれたリオンは、1962年にウラジーミル・ナボコフの同名小説をスタンリー・キューブリックが映画化した「ロリータ」でデビュー。およそ800人の応募者の中から演技経験のなかった当時14歳の彼女をキューブリックが抜擢した。リオンは「ロリータ」での演技が高く評価され、1963年にゴールデングローブ賞新人女優賞に輝いている。
その後は「イグアナの夜」「荒野の女たち」「クラッシュ!」などに参加。1980年に公開された「アリゲーター」でニュースキャスター役を務めたのを最後に、女優業からは遠ざかっていた。なお死因は明らかにされていない。
(情報提供:新浪)