“分断”を前に参加者は何を選ぶのか?冨士山アネット「Invisible Things」
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冨士山アネット「Invisible Things」ビジュアル
冨士山アネット「Invisible Things」が、2月13日から15日まで神奈川・急な坂スタジオで上演される。
長谷川寧が手がける新作「Invisible Things」は、“見えない事”をテーマにした作品集。劇中では「Spell on You」「United Me」「Unrelated to You」の3作品が上演され、観客自身の寛容さ・不寛容さを問い直す。
長谷川は、本作について「足場が次第に削り取られて行った先で、参加者が最後に選ぶ選択肢とはなんだろう。それぞれの場面で迎える『分断』を前に、我々はどんな迂回の方法を手にする事が出来るのか。その道筋を探す様な、作品」とコメントしている。チケット販売は1月5日にスタート。
長谷川寧コメント
今回は観に来た方それぞれの「Tolerance/Intolerance 寛容さ / 不寛容さ」を揺らがせる作品を扱いたい。これらを扱うという事は、参加者にとって決して気持ちの良い事だけとは限らない。思いもよらなかった自分の選択に、もしかすると各々が岐路に立たされるかもしれない。足場が次第に削り取られて行った先で、参加者が最後に選ぶ選択肢とはなんだろう。それぞれの場面で迎える「分断」を前に、我々はどんな迂回の方法を手にする事が出来るのか。その道筋を探す様な、作品。
冨士山アネット「Invisible Things」
2020年2月13日(木)~15日(土)
神奈川県 急な坂スタジオ
構成・演出・振付・映像・魔術・出演:長谷川寧
出演・共同振付:南雲麻衣