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劇場版「ファントミラージュ」応援シーンの撮影潜入、みんなで一緒に「コ・コ・ミ!」

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「劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! ~映画になってちょーだいします~」撮影現場にて、左から石井蘭、山口綺羅、三池崇史、菱田未渚美、原田都愛。

「劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! ~映画になってちょーだいします~」の撮影現場に、映画ナタリーが密着した。

「ひみつ×戦士 ファントミラージュ!」は、三池崇史が監督および総監督を務める特撮ドラマ。正義の怪盗・ファントミラージュの桜衣ココミ / ファントミハート、明日海サキ / ファントミスペード、紫月ヨツバ / ファントミクローバー、紅羽セイラ / ファントミダイヤが、悪の組織“逆逆警察”に立ち向かうさまが描かれる。「アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!」「魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!」と続いてきた「ガールズ×戦士」シリーズにおいて、初の映画化が決まった。

2019年11月初旬、都内近郊のスタジオで「劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! ~映画になってちょーだいします~」の“応援シーン”の撮影にココミ役の菱田未渚美、サキ役の山口綺羅、ヨツバ役の原田都愛、セイラ役の石井蘭が参加した。観客も一体となってファントミラージュを応援できる演出が施される本作。それぞれの変身音楽に合わせて、メンバーはサイリウムを振りながら観客もまねできる簡単な振りを構成する。三池も「ここでジャンプしてみようか」「『コ・コ・ミ!』は全員で叫ぼう」と提案しながら、4人の応援を作り上げていった。

応援上映や発声上映など映画の鑑賞スタイルが多様化している昨今。三池は「僕らは映画祭で経験しているんです。この間のトロント国際映画祭で『初恋』を上映したときも、ものすごく盛り上がってお祭り状態で。そうやって観ると楽しい。逆に、退屈だとみんなぞろぞろ帰ってしまう。普通のマナーではやってないので」と言及し、「子供は大人の思う映画の見方って関係ないですから。マナーというか常識は必要ですけど、もうちょっと映画館が解放される場所になれば」と願いを込める。

時代劇の要素も取り込んだ本作は京都太秦でも撮影され、「十三人の刺客」「無限の住人」などの京都の三池組スタッフが腕を振るった。三池は「『ファントミラージュ』の映画化に機会をもらって、かつて我々が作りたかった映画を作らせてもらっている感覚。京都のベテラン(スタッフ)たちも面白がってくれて。ありえない映画になっていますよ」と語る。

また本作で主演を務めたファントミラージュの4人も映画をアピール。山口は「最初に(映画化を)聞いたときはわくわくしました。面白いストーリーで、こだわって作ってくださっているのが伝わってうれしかったです」と心境を明かし、原田は「テレビシリーズより、撮影現場に緊張感が漂っていました」と初めての映画撮影を振り返る。石井は「コメディシーンが多くて笑いが止まらないところも魅力ですが、最大の見どころは友情。仲間を大切にする気持ちや、信じる気持ちを教えてくれる作品になっています」と、改めて「ファントミラージュ」の面白さを伝えた。

この日の撮影後は、主演4人の劇場版クランクアップとして花束が贈呈される場面も。テレビシリーズと合わせて長期間の撮影を乗り越え、菱田は「貴重な1年になりました。成長できたのはここまで支えてくださったスタッフさんのおかげです。本当にありがとうございました!」と涙ながらに感謝を述べた。

「劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! ~映画になってちょーだいします~」は5月1日より全国ロードショー。なおテレビシリーズは4月以降も継続して放送される。また、映画やテレビシリーズに登場する、ファントミラージュや彼女たちのファンに特別な“ファントミパワー”を与えるアイテム「ファントミパフューム」と「ファントミコフレ」が、1月18日にタカラトミーから新発売する。

(c)TOMY・OLM/劇場版ファントミラージュ!製作委員会