高畑充希&竹内涼真『過保護のカホコ』SPドラマ、9月19日に放送決定! ギクシャクな新婚生活描く
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2017年7月期に放送された高畑充希主演のドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)のスペシャルドラマ『過保護のカホコ2018 ~ラブ&ドリーム~』が9月19日に放送されることが発表された。
本作の舞台は、高畑演じる史上最強の箱入り娘・カホコとそれを見守る美大生・ハジメ(竹内涼真)の恋と成長を描いたオリジナル版から1年後。過保護からの脱却を目標に、仕事に家事にと奮闘する毎日を送るカホコの姿が描かれる。
保育士として“カホコハウス”で働き、家では家事一切を1人でこなす日々を送るカホコは、相変わらず画家として成功できないハジメを応援しながら、バアバ亡き王国に君臨している……と、思いきや、カホコはあらゆるトラブルを全て抱え込み、1人で空回りしていた。親と一緒にいられない子供のために始めたカホコハウスは、経営は苦しく、残業続き。
家庭では家事一切を自分でやると言いながら、洗濯も料理も間に合わず、庭は荒れ放題。見かねたハジメに止められるも、ムリして開いたイト(久保田紗友)の誕生日会では、単身コンダクターへの道を探すために、ウィーンへ旅立つと言うイトと節(西尾まり)が大喧嘩。子供欲しさに代理母出産を計画する環(中島ひろ子)が衛(佐藤二朗)と揉めはじめ、とパーティは大紛糾となる。
一方、カホコの母・泉(黒木瞳)は、1年経っても子供ができないカホコ夫婦に子作りを強要し、さらには未だ定職に就かないハジメに、「画家の夢を諦めろ!」とキレる。カホコの結婚後“カホコ・ロス”になった泉&正高(時任三郎)夫婦は、今では会話もほぼない。カホコの悩みは両親の離婚の危機にも及んでいく。
そんな折り、カホコハウスに通う保(横山歩)の元へ、行方不明になっていた母・真美(映美くらら)がやって来る。カホコの心配をよそに引き取られていく保。数日後、予想通り再び置き去りにされ、カホコを頼って来た保の将来を案じ、カホコは「保を引き取る」と言い出す。「全部ひとりで抱え込むなんて、できるわけないだろ!」と、当然ハジメは猛反対。泉からの子作りのプレッシャーもあり、カホコと初夫婦の関係も微妙にギクシャクし始める。
「俺たち、結婚するの早すぎたのかもな」。初の言葉に深く傷つくカホコ。経営難のカホコハウス、親族のゴタゴタ、両親の離婚危機、そして、保のネグレクト問題を解決し、カホコはハジメとの関係を修復できるのか。夢と愛を両立させることの難しさをテーマに、新しい家族の愛の形を描く。(リアルサウンド編集部)
『キャスト&スタッフ コメント』
■高畑充希
去年の夏は、私にとって奇跡のような夏でした。大切な思い出過ぎて、鍵をかけて奥の奥にしまっていたのですが、またそれを引っ張り出してくる時が来たみたい。すごくドキドキしています。ソワソワもしています。心臓出そう。大好きな初くんやママパパ、家族のみんなにまた会えるのが、とにかく楽しみ。カホコファミリーみんなで、すっばらしいスペシャルドラマ目指して一生懸命頑張りますので、お楽しみに! いざ!
■竹内涼真
去年の夏、悩みながら、もがきながら多くのことを勉強させていただき、自分自身の成長を少しですが感じることができた作品がこの『過保護のカホコ』でした。1年経った今、またその麦野初として帰ってこられることを心から嬉しく思います。初が一家の主としてカホコとどんな結婚生活を送っているのか、そしてカホコのパパやママたちはどうしているのか。僕自身、撮影がすごく楽しみです。
■大平太(日本テレビ制作局プロデューサー)
僕の大学4年生の一人娘と、妻の関係をヒントに企画したこの作品ですが、カホコを演じた高畑さんの素っ晴らしい! 演技と、今や若手ナンバーワン俳優に成長した竹内涼真くん演じるハジメのカホコへの献身や言動が話題になり、本当に多くの方の支持を得ました。そして、「続編を!」という熱烈な声にやっと応えられることになりました。何よりも嬉しいのは、脚本の遊川さんによって、もう一度カホコに命が吹き込まれ、カホコファミリーのその後の姿を、視聴者の方にお見せできることです。カホコは、「愛の力でハジメの夢を実現したい」と思い、ハジメは「カホコの愛に応えるために夢を諦めよう」とします。お互いを想い合うベクトルは一緒なのに、気持ちはすれ違っていきます。O・ヘンリーの『賢者の贈り物』みたいに……。僕は、この台本が完成した時に、「なんて読後感がいいんだ……」と、感激しました。このドラマを観た方も、きっと人に優しくなれる、大切な人の手を握りしめたくなると思います。我が家のカホコもドラマの主人公同様、今年の4月に社会人になりました。今日も元気に職場に向かいました。ただ、ついつい車で送ってしまいましたが……。