森田童子の三回忌に向けて映画製作が決定、資金募集プロジェクト開始
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森田童子の命日の翌日である4月25日に、彼女の三回忌イベント「夜想忌 ~ぼくたちの失敗~ 森田童子三回忌」が開催されることが決定。このイベント内で上映するオリジナル短編映画「夜想忌」の製作が決定した。
2018年4月に死去した森田。彼女を偲び、同年7月に「夜想忌 ~さよならぼくのともだち~ 追悼 森田童子」、翌2019年4月に「夜想忌2 ~みんな夢でありました~ 森田童子一周忌」という追悼イベントがこれまで開催された。
短編映画「夜想忌」ではまず、小説「花まんま」で直木賞を受賞した作家の朱川湊人が、森田本人もしくは森田の楽曲から想起される短編小説を執筆。「TATTOO(刺青)あり」などで知られ、これまで多くの作品で森田の楽曲を印象的に使用している映画監督・高橋伴明が、朱川の小説を約30分の短編映画にする。そして佐伯日菜子が出演し、挿入歌もしくはエンディグ曲に森田の楽曲が使用される予定だ。なおこの企画は、「夜想忌2」にゲスト出演していた高橋、観客として来場していた朱川と佐伯に、主催者が協力を依頼したことからスタートした。
この短編映画の製作にあたり、「夜想忌」オフィシャルサイトにて資金募集プロジェクトが開始された。支援者には、試写会招待券や森田の未発表プリント写真、朱川や高橋との“プライベート飲み会”招待券といったリターンが用意されている。
三回忌イベント「夜想忌 ~ぼくたちの失敗~ 森田童子三回忌」の会場などの詳細は後日発表される。