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『FINAL CUT』第4話ターゲットのやついいちろう、「人間性が素晴らしい」と亀梨和也を絶賛

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リアルサウンド

 亀梨和也主演ドラマ『FINAL CUT』(カンテレ・フジテレビ系火曜21時放送)第4話で、亀梨演じる主人公・中村慶介のターゲットになる、皆川義和役のやついいちろうのインタビューが公開された。

参考:『FINAL CUT』は今の現実社会とつながっている? 藤木直人の演技などから考察

 本作は、亀梨演じる中村慶介が、母親を殺人事件の犯人かのように扱い、死に追い込んだテレビ番組関係者に“ある目的”のために制裁を加え、事件の真犯人を追う姿を描く、メディアへの復讐劇。これまで、12年前に母親・恭子(裕木奈江)を死へと追い込んだテレビ番組『ザ・プレミアワイド』のプロデューサー・井出正弥(杉本哲太)、ディレクターの真崎久美子(水野美紀)と小池悠人(林遣都)に対して、公開されると人生が終わる致命的な映像“ファイナルカット”を突きつけ、当時の状況について聞き出した慶介。しかし、恭子が真崎に語った「不審な若い男を見た」という目撃証言や、小池が作成した犯人候補者リストを番組が追及しなかったことは明らかになったものの、なぜ番組が警察よりも早く恭子の犯人扱いを始めたのかはわからないままだった。

 30日放送の第4話でターゲットになるやついが演じているのは、ある人気子役の転落事故において、加害者と疑われた少年への取材で暴走する『ザ・プレミアワイド』のカメラマン・皆川義和。12年前の事件では、恭子と慶介を執拗にカメラで追い続けた男で、狙った獲物は逃さない敏腕カメラマンだ。慶介は皆川の動向を追う一方で、12年前に母が犯人扱いされた背後に警察が関わっていたのではないかという疑念を、現在の上司で当時の担当刑事・高田清一郎(佐々木蔵之介)にぶつけていく。

 お笑いコンビ・エレキコミックとして活躍するほか、最近は、朝の連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)への出演でも話題を呼んだやつい。第4話で印象に残ったシーンとして「皆川がファイナルカットを突きつけられるシーン」を挙げ、「『本当に頑張らないと』と思っていたので、終わってホッとしているところです。そしたら、終わってからすげえ太っちゃいましたね(笑)。わかりやすく太りましたね」と笑い交じりに語った。

 自身が対峙する座長の亀梨については、「とにかく誠実な青年ですよ」と話すやつい。さらに、KAT-TUNがデビューするときのレギュラー番組で一緒だったことを明かしながら、「レギュラーでご一緒するのはそれ以来なので、『たくましくなったな』という感じがしたんですけど、当時を亀梨くんも覚えてくれていて。あの時に比べたら、大スターなわけですけど、全然誠実さとかが変わらないからすごいなというか、逆だったらどうだったんだろうって。僕が逆の立場だったら威張ってるんじゃないかって(笑)。人間性が素晴らしいなと思います」とその人間性を絶賛した。

 また、「芸人としては、シリアスな演技をする場面はちょっと照れちゃいますね。でも、コントって『なんで泣くんだよ!』ってツッコまれるために、つじつまが合わなくても泣かなければいけないわけで、そういう意味では泣けと言われれば泣くし、笑えと言われれば笑えるのは、コントをやっていて良かったですね」と、俳優として演じることと、コントで役を演じることとの違いについてもコメントした。

 最後にやついは「見ていてスカッとするドラマです。ちゃんと悪い人たちが亀梨くんに裁かれる気持ちよさを味わってもらいたいなと思います」と視聴者にメッセージを贈った。(リアルサウンド編集部)