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藤原竜也が福士蒼汰と「カイジ」試写会でじゃんけん対決、無人島には「手ぶらで」

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「カイジ ファイナルゲーム」特別試写会の様子。左から藤原竜也、福士蒼汰。

「カイジ ファイナルゲーム」の特別試写会が本日1月7日に東京・スぺースFS汐留で行われ、キャストの藤原竜也、福士蒼汰が登壇した。

「カイジ ~人生逆転ゲーム~」「カイジ2 ~人生奪回ゲーム~」に続く、シリーズ最終章である本作。原作者の福本伸行が自ら脚本に携わっており、「バベルの塔」「最後の審判」「ドリームジャンプ」「ゴールドジャンケン」という4つのオリジナルゲームにカイジが挑むさまを描く。

「正月休みをどう過ごしたか?」という質問に藤原は「寝正月よりもひどかったです(笑)。何もしませんでしたが、それはそれで幸せでした」と振り返る。MCが「ビールは飲まれましたか?」「どんな味でしたか?」と矢継ぎ早に質問し、「悪魔的だー!」というカイジのセリフを引き出そうとするも、藤原は「ぶっ込まれますね」と苦笑し、「おいしかったです」と答えるにとどめた。

藤原との共演が夢だったという福士は、撮影の感想を問われると「“藤原カイジ”がこうできあがっているのか!という光景を目の当たりにできてうれしかったです」と目を輝かせる。「段取り、テスト、本番という流れの中で、藤原さんがカイジにブワーッと寄っていく過程があるんですよ」と述べ「僕はもうゾワゾワ……あ、“ざわ……ざわ……”しながら見ていました!」と熱弁。9年ぶりにカイジを演じる藤原は「カイジの服を着て、日常では味わえない空間にポンと入れられると、自然に福本ワールドに入っていけました。前半は懐かしいなと思いながら撮影していましたね」と話した。

イベントでは「どいつもこいつも聞いてきやがる!限定じゃんけん Q&A」と銘打たれた質問コーナーを実施。一般客から寄せられた質問30問が用意されており、藤原と福士がじゃんけんをして勝者が質問を選び、敗者が回答するというルールだ。「僕はじゃんけん強いですよ」と自信を見せる藤原に対し、福士は「僕は2戦目から強くなります」という言葉通りに初戦は敗北。「最近“ざわ……ざわ……”したことは?」という質問に、福士は「最近しいたけが食べられるようになったんですけど、物によっては食べられないこともあって、その違いはなんなんだろうと自分のなかで“ざわ……ざわ……”しています」と明かした。

続く2戦目と3戦目は、宣言通りに福士が勝利し、藤原が「これ面白いですか!?」と焦りを見せる。福士が「俳優になるために必要なことは?」という質問を選ぶと、藤原は少し考え込んだのちに「……いい監督とつながりを持てばいいんじゃない?」と素直に回答。続けて、この日会場に訪れた観客から「無人島に1つだけ持っていくなら何?」と問われると、福士は「キングサイズのベッドを持っていきます。あきらめて、ゆったり死のうという選択肢を取るかもしれない」と笑う。藤原は「何も持っていきません。手ぶらで行きます!」と言い切った。

「カイジ ファイナルゲーム」は1月10日より全国で公開。

(c)福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会