葵わかなが森崎ウィンと「キャッツ」コラボイルミを点灯、ユニークなアフレコも回想
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映画「キャッツ」コラボイルミネーション点灯式の様子。左から森崎ウィン、葵わかな。
映画「キャッツ」のコラボイルミネーション点灯式が本日1月8日に東京・東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場で行われ、日本語吹替版キャストの葵わかなと森崎ウィン(PRIZMAX)が出席した。
同名ミュージカルを「レ・ミゼラブル」のトム・フーパーが映画化した本作。吹替版は日本含め世界で2カ国のみ制作を許可され、日本版には葵と森崎のほか、山崎育三郎、高橋あず美、秋山竜次(ロバート)、大貫勇輔、藤原聡(Official髭男dism)、大竹しのぶらの参加が発表されている。
ヴィクトリアに声を当てた葵は、先日ワールドプレミアに参加したことを振り返り、「海外のイベントに出るのが初めてで、しかもブラックカーペットを歩かせていただきました。秋山さんと一緒に行ったんですが、すごい数の人と熱気で『キャッツ』への期待の高さを感じました」とコメント。続けて「ヴィクトリア役のフランチェスカ・ヘイワードさんをはじめ、本国のキャストの方にお会いできて大興奮でした」と喜びをにじませた。それを聞いていた森崎は、「プレミアに呼ばれてないですね。事務所の電話が全然鳴らなかったと聞いていますが……」と冗談で笑いを誘う。
ヴィクトリアについて葵は「舞台版のキャッツには主人公がいないような印象を持っていたんですが、映画版ではヴィクトリアが主人公になっている。どうして彼女が主人公に選ばれたのか考えながら参加しました」と述懐。「でも字幕版の試写を観たときに、ヴィクトリアはまだ無色だから白い猫なんだと感じました。つまりヴィクトリアを通じてお客さんがカラフルなジェリクルキャッツたちを観て、一緒に成長していけるようにと選ばれたのではないかと思います」と解釈を述べた。
続いてアフレコの感想を尋ねられた森崎が「声だけで表現することはすごく難しかったです。キャストは生身の人間ですが、よく訓練して猫の動きになってました。なのでレコーディングブースの中で『キャッツ』の世界に入っていくような感覚に陥って、隣にあるドアが大きく見えたり……。動きながらアフレコしていました」と述べると、葵は「どんなに動いてもマイクが声を拾ってくれたので、私も飛んだり跳ねたりしながら歌いました。身体的に役に近付いていけるのがすごく面白かったです」と笑顔を見せる。
点灯式では、マジックが得意なミストフェリーズに息を吹き込んだ森崎が「マジック!」の一言で路上のイルミネーションを消灯。続いて葵と森崎が「キャッツ!」と言いながらスイッチを押し、劇中の楽曲に合わせてさまざまな色に変わるコラボイルミネーションを点けて街を輝かせた。
「キャッツ」は1月24日より全国ロードショー。
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