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ボーダレス室内オペラ『サイレンス』 映画音楽の巨匠アレクサンドル・デスプラの快作、日本初演!

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2019年ルクセンブルク大劇場での初演 (c)Silvia Delmedico

2008年の映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』や、2010年の映画『英国王のスピーチ』『ハリー・ポッターと死の秘宝』などで名高い映画音楽の巨匠アレクサンドル・デスプラが、川端康成の短編小説「無言」を原作に満を持して書き下ろした初のオペラ『サイレンス』が日本で初上演される。

2019年2月にルクセンブルクで世界初演されたこの作品は、同年3月にパリでも上演され、大好評を博している。出演には、ルクセンブルクを拠点とする世界最高峰のアンサンブル「アンサンブル・ルシリン」のほか、今回の公演のために新たにオーディションによって選ばれた実力派キャスト、そしてフランスで活躍する永田鉄男が撮影監督を務めた映像等、あらゆるジャンルのトップ・アーティストが集結。「今まさに観るべき舞台」との評価に相応しい仕上がりだ。

大の日本好き、日本通でもあるデスプラは、今回川端の小説にインスパイアされ「表現手段を失ったアーティストは、どう表現していくか、どうコミュニケーションしていくか」というテーマのもとでこのオペラを作曲したという。映画界の巨匠が手がけるオペラの切れ味やいかに!?

アンサンブル・ルシリン

【関連リンク】
『サイレンス』特設サイト

【関連リンク】
『サイレンス』関連企画 映画音楽の巨匠アレクサンドル・デスプラが語る音楽の世界

●公演概要
1月18日(土)ロームシアター京都 サウスホール
1月25日(土)神奈川県立音楽堂(木のホール)

*1月25日(土)の音楽堂公演では、終演後、川端康成の研究家としても知られる、鎌倉文学館の館長、文芸批評家の富岡幸一郎氏と、デスプラ、ソルレイの3名によるアフタートークも予定。

【関連リンク】
音楽堂公演情報ページ

アレクサンドル・デスプラとソルレイ

●アレクサンドル・デスプラ(作曲・台本・指揮)
フランス/パリ出身。映画音楽の作曲家としてヨーロッパのアート作品からハリウッド大作まで幅広く手がけ、グラミー賞、ゴールデングローブ賞で音楽賞を多数受賞している。2005年、『真夜中のピアニスト』でベルリン国際映画祭銀熊賞とセザール賞を受賞した。また、2006年の『クィーン』、2008年の『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』、2010年の『英国王のスピーチ』でアカデミー賞にノミネートされている。2014年の『グランド・ブダペスト・ホテル』でアカデミー賞を初受賞。『シェイプ・オブ・ウォーター』はゴールデングローブ賞最優秀作曲賞、アカデミー賞作曲賞を受賞。

●ソルレイ(台本・演出)
アレクサンドル・デスプラの公私ともにパートナーであるソルレイ(ドミニク・ルモニエ)は、デスプラ作品の演奏を多く手がけるトラフィック・クインテットのヴァイオリニストであり、CD録音なども多く手がけた。現在はオペラや室内楽などにおいて、演出、ステージデザインやアートディレクションなど活動の領域を広げ、多岐に渡って活動している。

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