田中圭、『ケンカツ』初ロケの喜び語る 吉岡里帆演じるえみるとは「ムフフな関係も……!?」
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カンテレ・フジテレビ系にて毎週火曜21時より放送中の吉岡里帆主演ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』。8月21日放送の第6話について、レギュラー出演している田中圭が見どころを語った。
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同ドラマは、安定を求めて公務員になったものの、生活保護受給者と向き合う激務必至の生活課に配属された主人公・義経えみる(吉岡里帆)が、受給者たちの壮絶な人生に直面し、困惑しながらも奮闘していく模様を描いた人間ドラマ。
先週放送の第5話では、自分がうつ病であること以外は何も語らない島岡光(佐野岳)という男性をえみるが担当する。親族による援助が可能かを確認する“扶養照会”もかたくなに拒否したため、仕方なく戸籍をもとに島岡の家族のことを調べると、島岡が、島岡雷(小市慢太郎)という輝かしい経歴をもつ総合病院の院長の息子だったことが判明する。えみるは、京極(田中圭)の指示で扶養照会を強行。すると早速、行方知れずの息子を心配していた父・雷が上京。京極はすぐに親子を会わせるようえみるに指示するが、それを知った島岡は、宿泊施設から逃走し、自殺をはかってしまう。幸い一命を取りとめた島岡だったが、京極は自らの判断が受給者の命の危険を招いたと感じ、「この件は、すべて自分の責任で対処する」と宣言する。一方、病院では島岡の様子に異変が。面会できるようになったと連絡を受けたえみると京極は、早速島岡の元を訪ねるが、そこで主治医から、島岡親子について衝撃の事実を聞かされることになる。
第5話から続く「島岡親子編」後編となる第6話の見どころについて、京極役の田中は「一言でいうと、京極が現場に出たよー! 田中圭がロケしたよー!です(笑)」と回答。続けて、「6話は結構ヘビーなのです。それでヘビーなことを生活課として、どうにかしなきゃいけないので、どうにかするんです、って話です。見どころはやっぱり、管理職の京極が、自分の判断ミスからえみると一緒に現場に立つ、というところ。僕も6話で初めてロケに行きました」と、これまでスタジオ収録しかしてこなかった自身がようやくロケに出れたことを報告した。
初めて出たロケについては、「暑かったです!」と即答。第2話では、利用者に寄り添って親身になるえみるを応援して、自分のお下がりの古いギターをえみるに渡した京極だったが、第6話でも、上司としてえみるに優しさを出すシーンが登場。そのシーンについて田中は「優しさを出そうとすると、なんかかわいらしくなってしまうんですよね。何でしょうかね? あの京極の照れは。演じていて、あれ?と思ったので、セリフを変えたりもしているんですけど。『義経ちゃんになんか特別な想いを抱いてるの!? 京極、もしかしていけないことを考えてるの』って、そういうムフフな関係も……!?」とおどけてみせた。
最後は、「ドラマ上で初めて“現場”に立ちました。きっと、京極自身も反省したり、現場から学ぶことだったり、いま現場にいるえみるから感じることがあったと思う。逆に、先輩(京極)が現場に出て来たことに対して、えみるが感じることもあっただろうし。どういう決着をつけるのか、ぜひ見てください。見てもらえることがすごく大事です。そして、僕らは、見てくださった方たちのなにかをつかまなきゃいけない。そこは戦いですね」と真面目に語った。(リアルサウンド編集部)