つばきファクトリー、夢のホールコンサートツアー決定に大興奮 解散発表こぶしファクトリーにエールも
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ハロー!プロジェクトに所属するアイドルグループ・つばきファクトリーが1月16日、東京・サンシャインシティ噴水公園にて6thシングル『意識高い乙女のジレンマ/抱きしめられてみたい』発売記念ミニライブ&握手会を開催した。
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2019年2月以来、約1年ぶりとなるメジャー通算6作目のシングル発売となるつばきファクトリー。また、同作は、昨年5月から活動休止していた朝倉樹々が復帰して初のシングルとなる。この日のステージでは、まず「笑って」を披露すると、噴水広場の3階まで埋め尽くすように集まったファンが大歓声を送った。
今年1月に新成人になった新沼希空、谷本安美、岸本ゆめのが「新成人の抱負」を読み上げたのち、「抱きしめられてみたい」「初恋サンライズ」「ナインティーンの蜃気楼」を続けてパフォーマンスしていく。会場のボルテージが最高潮になったところで、メンバーが「意識高い乙女のジレンマ」と曲振りをするも……流れ出したのは先輩グループであるBerryz工房の「ジリリキテル」。何が起こったのかわからず、困惑しながらも踊り出すメンバーの元に現れたのは、なんとハロー!プロジェクトOGの清水佐紀(Berryz工房)。その姿に思わず倒れ、叫び、駆け寄るメンバーたち。
「今日はメンバーのみんなと会場にお越しの皆様に、発表があってきました!」と宣言する清水に、メンバー、会場から「おおーっ!」と声が上がる。そして発表されたのが「ホールコンサートツアー」の開催。さらに日程・会場も発表され、「東名阪だ……」と喜びの声を漏らすメンバーたち。大きな夢だった「ホールコンサートツアー」決定に、思わず涙する姿も。岸本が「ずっと目標としていたことなので、嬉しさと絶対に成功させたいって気持ちがすごくあります」と宣言すれば、リーダー・山岸理子は「ずっとやりたいと思っていたので、本当に嬉しい、信じられない」と混乱。そして谷本は「まさかこんな発表があると思ってなかったので……清水さんが出てきた時に、なんかあるとは思いましたが」と笑いつつ、会場のファンに向けて「こんないい発表を、皆さんが見守ってくれている中でできたことが、本当に嬉しいなと思います。是非、来てください。来てくれますか、皆さん!!」と叫んだ。
嬉しすぎる発表の後に新曲「意識高い乙女のジレンマ」を披露し、ミニライブを終えたつばきファクトリー。その後に行われた囲み取材で、良きライバルであり姉妹的な関係性を持ったグループであるこぶしファクトリーの解散について問われ、山岸は「正直なことを言うと、まだ解散して欲しくないのが本音」とポツリ。「合同でコンサートをさせていただくなど、近くにいるのが当たり前だったので、いまだに信じられていない自分がいる」と言いつつ、「仲間として、5人の背中を押してあげたい」とエールを送る。
小片リサも「私たちがつばきファクトリーとして初めて出たイベントは、こぶしファクトリーとカントリーガールズと3組合同でやらせてもらった。私たちにとって、同じ“ファクトリー”というグループですが、少し上を行っている存在。寂しさもあるし、追いつけ追い越せって気持ちで頑張ってきた存在がいなくなってしまうのは悲しい」と明かす。それでも「関係は変わってしまうかもしれないが、良きライバルとして相談していければいい。グループは無くなっても、ずっと永遠にライバル」と微笑み、3月30日の解散コンサートには「行きたい!」とメンバー全員が声を上げていた。(たつきあつこ)