『鈍色の箱の中で』に筧美和子が出演 萩原利久が憧れる“バイオリンのお姉さん”に
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2月8日深夜3時からスタートする『鈍色の箱の中で』(テレビ朝日)に、筧美和子が出演することが決定した。
本作は、分譲マンション(鈍色の箱)を舞台に、幼なじみの高校生たちの初恋を描く切なくも危険な偏愛ラブストーリー。先日、久保田紗友、萩原利久、神尾楓珠、岡本夏美、望月歩の5人の高校生役主要キャストが正式発表されたばかり。筧は、萩原演じる男子高校生・辻内基秋(つじうち・もとあき)が憧れる“バイオリンのお姉さん”役を演じる。
筧が演じる河野綾芽(こうの・あやめ)は、かつて同じ分譲マンションに住んでいたバイオリンが得意なお姉さん。綾芽は音楽大学を卒業後、趣味でバイオリンの演奏を続けていて、マンションの集会室で練習をしている時に、幼少期の基秋と出会う。母親を亡くし、悲しみにくれていた基秋は、集会室から聴こえてくる綾芽のバイオリンの美しい音色と、包み込むような優しさに引き込まれ、憧れなのか恋なのか分からない想いを胸に秘めながら、育っていくことになる。綾芽は結婚を機にマンションを出ていくが、なぜか再びマンションに戻ってくることに。綾芽のことが忘れられずに高校生になった基秋と、幼少期から変わらず基秋に想いを寄せる美羽(久保田紗友)。綾芽がマンションに戻ってきたことをきっかけに、3人の関係は思いもよらない方向へと進展していく。
近年、モデルとしての活動に加え、映画『スマホを落としただけなのに』(2018年)、ドラマ『あなたの番です』(2019年、日本テレビ系)などの作品に出演し、物語のカギを握る重要な役柄を演じることの多い筧。今作でも、どこか影のある「訳あり」な役柄を演じる。筧自身、これほど年下のキャストが多い現場は本作が初めて。あおい(岡本夏美)から「ババア」呼ばわりされてしまう設定には驚いたそうだが、「新しい挑戦」と前向きに捉えてその立ち位置を楽しんだという。さらに、筧はバイオリンの演奏にも初挑戦。撮影前の短期間に指導者からレッスンを受け、構え方、弓の弾き方を猛特訓し、撮影では実際に音色を奏でられるまでになった。
なお、昨日1月16日には、本日の情報解禁に先駆けて、筧が演じる綾芽のキス動画が筧のInstagramアカウントから投稿された。筧が演じる綾芽が、部屋を出ていこうとする男性を引き留めてソファーに誘い、強引にキスするという内容だったためか、投稿からわずか2時間で再生回数が6万回を超えるほどの反響があり、中には、『鈍色の箱の中で』のドラマの関連動画だと気がついて応援コメントを送るユーザーもいたという。このキスシーンは本編で登場する予定だ。(リアルサウンド映画部)
■筧美和子 コメント
高校生のラブストーリーと聞いていたので、「自分は何役なんだろう??」と思っていたら、年上の“お姉さん”役で、もはや“ババア”呼ばわりされていたのでびっくりしました(笑)。年下の方が多い現場も初めてなので、こういう立ち位置で演じられることは私にとって新しい挑戦でした。今まで年下を誘惑する役は演じたことがなかったので、かなりドキドキして…。でも台本だけではわからない部分は、萩原さんが想像以上にリードしてくれたので、相手が萩原さんでよかったです。バイオリンは初挑戦だったので、苦戦しましたね。(笑)もちろん完璧にはならなかったけど、必死にやれば少しはできるようになるんだ、と思いました。いろんな出来事が重なって、綾芽という役柄が完成していると感じたので、話を重ねるごとにその変化を出せるよう意識して演じました。
このドラマには、親には見せられないような、でもリアルな恋愛模様が描かれています。綾芽と一緒にチラッと覗き見してください!!