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C・イーストウッド最新作が本日公開、「リチャード・ジュエル」はアメリカへの戒め

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「リチャード・ジュエル」ポスタービジュアル

本日1月17日に封切られた「リチャード・ジュエル」より、監督やキャストのインタビューを含む特別映像がYouTubeで解禁された。

クリント・イーストウッドが監督を務めた本作は、1996年のアトランタオリンピックで起きた爆破テロ事件を題材とする物語。「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」「ブラック・クランズマン」のポール・ウォルター・ハウザーが、不審なバッグを発見し多くの人命を救ったにもかかわらず、容疑者にされてしまった警備員リチャード・ジュエルを演じた。

映像はイーストウッドが「真実を明らかにし、真の被害者に救いを差し伸べたかった」と語る様子から幕開け。リチャードはメディアによる実名報道で不当に責め立てられ、その人生が崩壊してしまった人物だ。弁護士ワトソン役のサム・ロックウェルは「大勢の命を救った彼は英雄になるはずだった」と言葉を重ねる。

映像にはリチャードの実母であるボビ・ジュエルも登場。母として、息子と苦難の日々を経験した彼女は「ずっと心にひっかかっていた。みんなに真実を知ってほしい」と訴える。ハウザー自身、イーストウッドよりボビに会うときのほうが緊張したという。またボビ役のキャシー・ベイツは本作を「戒めの物語でもある。アメリカにおける悲劇」と説明した。

(c)2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC