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『アリバイ崩し承ります』浜辺美波、収録中にうたた寝 「勉強机と車の中がダメなんですよ」

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 ドラマ『アリバイ崩し承ります』(テレビ朝日系)の制作発表記者会見が1月22日、よこはまコスモワールド(横浜市)で行われ、浜辺美波、安田顕、成田凌が出席。同番組の見どころや撮影時のエピソードを披露した。

参考:浜辺美波×東出昌大が明かす、互いの“ピュア!”なところ 東出「前世猫なのか?ってくらい寝てる」

 『おっさんずラブ』シリーズで注目の土曜ナイトドラマ枠。2020年第1作となる本作は、トリックの名手・大山誠一郎の同名小説を初ドラマ化。祖父から受け継いだ時計店を切り盛りする美谷時乃(浜辺美波)が警察キャリアの察時(安田顕)とともにアリバイ崩しに挑む謎解きミステリーだ。

 登壇した浜辺は、「気負いすぎず、心強いお二人をはじめ、みなさんに身をゆだねて役のように天真爛漫に現場に向かっています」と挨拶。座長としての心がけを聞かれて、「体調管理にはすごく気を付けています。『インフルエンザ、ダメ。ゼッタイ。』という感じです。現場でも手を洗わずにつまみ食いをしないように気を付けています」と答えると、さっそく安田から「なぜ『ダメ。ゼッタイ』を付けるのか。つまみ食いだって、箸で食えばいいじゃないかと。いろいろとそういうところも含めて可愛らしい」といじられて、思わず苦笑い。「浜辺さんが何かを食べている状況を一度も見たことない」という成田の疑問には、「みなさんおわかりだと思いますけど、食べると睡魔が襲ってくるので」と説明した。

 アリバイを崩す名探偵にちなんで「これまでの人生でバレていない隠しごと」を発表するコーナーでは、「昨日(酒を)飲みすぎました」と先陣を切って安田が告白するも、「いつもより水を飲むなと思っていました」と成田に勘づかれていたことが発覚。捜査一課の若手刑事・渡海雄馬を演じる成田は、「第3話の撮影中、ちょっと髪を切りすぎまして」と大胆発言で沸かせた。共演者の勝村政信には危うく気づかれかけたそうで、一話の中で微妙に変化する髪型にも注目だ。

 時間がテーマの本作。「いちばん幸せを感じる時間は?」という質問に、浜辺は「干し柿にはまっていて、朝ごはんのデザートに干し柿を食べているときが今すごく幸せを感じます」と渋い回答。すかさず「ババくさいね」と安田から口撃を受けると、「言い方(の問題)ですよ! 『趣があるね』とか」と必死に抵抗しつつも、「現場に干し柿があればうれしい。ちゃんと消毒して食べます」と目を細めた。安田が幸せを感じるのは、「クランクアップのとき。クランクインのときにいつも思うんですけど、寝て目が覚めたらクランクアップになっていないかな」と語り、成田とともに「毎日がクランクアップだったら」と妄想を膨らませていた。

 本作の見どころのひとつは、時乃と察時の凸凹コンビ。出演者の相性をエピソードトークで占うコーナーで、安田は「鼻水」、成田は「人生一長い鼻水」を挙げ、見事に相性が一致。浜辺は「柄本(時生)さんがいない」と回答し、安田と役柄どおりの好対照なバディぶりを発揮した。また、緊迫したシーンの撮影中に鼻水が出てしまった成田は、「まずい」と思ったがそのまま演技を続行。「おかしくなって完全に笑ってた」(安田)そうで、成田によれば「真剣にやっていても、どうしてもおもしろくなってしまうときがあって。3テイクぐらい笑ってしまうと現場はピリつくんですけど、おもしろいものを作ろうと頑張っています」と知られざる苦労を明かしていた。

 記者からの「誰にも負けないと思っているところは?」という質問に、浜辺は「目覚ましが鳴って0.5秒くらいで覚醒するんです」と寝起きの良さを強調。これに対しても、安田から「『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日)の収録中、確実にうたた寝していたよね」とまたもや突っ込みを入れられてしまい、「しくじってしまい反省です。勉強机と車の中がダメなんですよ」とかえって寝つきの良さが目立つ結果となった。本作の撮影現場でも、メイク中に直立姿勢で熟睡する浜辺の姿が目撃されており、自称「ソフトネックのショートスリーパー」としての一端が明かされた。

 和やかな雰囲気のもと出演者の個性が発揮された制作発表は、最後に浜辺から「くすっと笑えるようなユーモアと、時間に関するトリックが重なり合った本格ミステリーです。一回見た後に時間を巻き戻して見たくなるような素敵なドラマになっていると思います。ぜひお楽しみに」とPR。2月1日スタートの本編に期待を抱かせた。

(取材・文・撮影=石河コウヘイ)