さらなる波乱 『連続ドラマW 彼らを見ればわかること』第3話紹介
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主演の中山美穂をはじめ、中山とは初共演となる木村多江、大島優子が演じる3人の妻たちの「事情」や「欲望」を通して、新しい結婚観、夫婦観、そして家族観を問いかけるWOWOWの「連続ドラマW 彼らを見ればわかること」が、第3話で急展開を迎える。
舞台は、二子玉川に建つ瀟洒なマンション。主人公は、再婚相手で経営者の内田櫂斗(生瀬勝久)と大学生の息子・柊司(高橋優斗)のもと、「妻」として「母」としての役割を全うしながら、人気レディコミ漫画家という顔も持つ百々子(中山美穂)。同じマンションに住む同い年の友人でキャリアウーマンの富澤瑞希(木村多江)とはダイニングバーで日々ストレス解消をしていたが、そんなある日、百々子の元夫・鴨居葉介(長野博)と彼の“イマ妻”である流美(大島優子)がそのマンションに引っ越して来て……というところから始まる大人のドラマだ。
放送された第1話、第2話では、元夫婦がそれぞれ再婚し、隣人同士となるという稀有な状況のなか、スリリングな展開が続いているが、第3話では、百々子の元夫・葉介の父が登場したことから、さらなる波乱が。前回、瑞希の夫で専業主夫の一太(上地雄輔)が内田家に感じた「ある疑問」が明らかになっていく。
「ひとりひとりが身近にいそうで、とっても魅力的な」登場人物たちの「滑稽で愛おしい日常を、動物園を見るように楽しんでいただけたらと思います」という瑞希役・木村の言葉どおり、傍目には誰もがうらやむ3家族を遠めに覗く、おせっかいな近隣の住民気分で1月25日(土)よる10時からWOWOWプライムで放送さる第3話を見てみたい。
マンション前で百々子と再会した葉介の父・巌(片岡鶴太郎)の放った一言で、百々子と流美の間の空気が凍りついた。柊司の実の父は葉介なのではないか、という疑念に揺れ動く流美。しかし図らずも、柊司本人と出くわしてしまい、疑いは次第に確信となる。百々子は流美に真実を話すことを決めるが……。一方、富澤家では瑞希が一太のキスを拒んでしまったため、2人の間にきまずい空気が流れていた。その頃、柊司は職場で櫂斗のショッキングな噂を耳にしてしまう(第3話)。
(テキスト:橋本達典)