天明留理子による講談を交えた「大石りく物語」開幕、工藤千夏「真の愛とは?」
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青年団+豊岡市演劇プロジェクト 講談に彩られた一人芝居「大石りく物語」より。(提供:豊岡市)
青年団+豊岡市演劇プロジェクト 講談に彩られた一人芝居「大石りく物語」が、本日8月20日に兵庫・出石永楽館で開幕した。
青年団演出部の工藤千夏が作・演出を手がける本作は、生まれ故郷の兵庫・豊岡の地を離れ、大石内蔵助のもとに嫁いだ大石りくの物語。同じく青年団所属で、講談師・旭堂南明としても活動する天明留理子が出演し、講談を交えた一人芝居として上演される。講談台本は旭堂が、近畿地方に現存する最古の芝居小屋と言われる同会場のために書き下ろした。
上演に際して工藤は「大石りくと内蔵助はどんな夫婦だったのか? 良妻賢母とは? 真の愛とは? この出石永楽館でしか出会えない大石りくの声に耳を傾けて、りくという一人の女の物語をごゆっくりご賞味くださいませ」と観客に呼びかけている。本作の観劇は無料だが、出石永楽館への入館料が必要。上演時間は約40分を予定しており、公演は8月23日まで。
青年団+豊岡市演劇プロジェクト 講談に彩られた一人芝居「大石りく物語」
2018年8月20日(月)~23日(木)
兵庫県 出石永楽館
作・演出:工藤千夏
講談台本:旭堂南陵
出演:天明留理子(旭堂南明)