『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』メイキング写真 キット・ハリントンからのコメントも
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3月13日公開の映画『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』より、メイキング写真と主演のキット・ハリントンのコメントが公開された。
参考:ほか場面写真
本作は、『わたしはロランス』『たかが世界の終わり』のグザヴィエ・ドランが、ハリウッドの豪華キャストとタッグを組んだ初めての英語作品。人気俳優ジョン・F・ドノヴァンを、TVドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で話題となったハリントンが演じる。彼と文通を交わす少年ルパートを演じるのは、『ルーム』のジェイコブ・トレンブレイ。さらに、ナタリー・ポートマン、キャシー・ベイツ、スーザン・サランドンらアカデミー賞受賞歴をもつ3人の女優たちが脇を固める。
公開されたメイキング写真では、撮影中のドランとハリントンの仲睦まじい様子が切り取られている。もともとドラン監督のファンだったというハリントン。「これまでのグザヴィエ・ドラン監督作品は観客として観ていたので、そのグザヴィエからのオファーは本当に嬉しかった。そして名だたる共演者を聞いてさらに興奮したんだ」とオファー時の心境を語る。さらに、「僕が演じたジョンというキャラクターは、TVドラマで一気に人気者になるんだけど、はじめ脚本を読んだ段階では、主人公はジェニファー・ローレンスを10倍にしたような映画界の人気スターだったのが、少しずつ『人気ドラマへの出演をきっかけにブレイクし、映画の世界へ踏み出す俳優』という設定に変わっていったんだ。つまり僕にそっくりなキャラクターにね。違う人格だけど自分に似ているジョンという役を演じるのはときめいたよ。だから、自分が知りうる限りのすべてをこの作品に捧げたし、ドランとは最高だったよ」と自身が演じたキャラクターについて語った。また、「この映画では僕たちがいるショウビジネスの世界のリアルを描いているんだけど、この作品をきっかけに何かが変わればよいと、僕もグザヴィエも思っているんだ」と自身の思いを述べている。 (文=リアルサウンド編集部)